まだまだ寒い日が続く季節、熱い料理、温かい食べ物が美味しい時期ですね。
温かい食べ物にも鍋やスープと色々ありますが、
“揚げたての天ぷら”も熱々で捨てがたいメニューです。
本日はそんな“天ぷら”と、影の引き立て役“揚げ玉”を使ったレシピのあれこれをご紹介します♪
天ぷらを美味しく揚げる意外なアイテム
天ぷらを揚げる時は、市販の天ぷら粉をそのまま水で溶いて、タネをくぐらせて揚げるのが一般的ですが、ここに“ビール”を少量加えてあげるとビールの成分が上手い具合に働き、天ぷらを外はサクッと中はふわふわに仕上げ、ただ水で粉を溶くよりもちょっと美味しくなります。
コツとしては水で溶いた天ぷら粉にビールを少し入れるイメージです。
もしビールがない場合は“お酢”でも同じように美味しくなります。
こちらも水を溶いた天ぷら粉に、少量の酢を混ぜて天ぷらの”タネ”を入れてあげると、サクサクと美味しくなります。
ただしビールも酢も入れすぎると味が悪くなりますので、少量だけ入れるようにしましょう。
“揚げ玉”を使ったレシピあれこれ
冷奴にトッピング
冷奴に乗せるものといえば、大体は”醤油かめんつゆ”そして”かつおぶし””ネギ”、更に場合によっては”オクラ”だったりしますが、居酒屋によっては冷ややっこに”揚げ玉”をのせているお店もあるそうです。
このサクサクとした食感が冷奴に意外とマッチして、一度食べるとやみつきになること間違いありません♪
かき揚げのような玉子とじのようなお総菜
それ以外にも揚げ玉を“1品のおかず”として作り上げる方法もあります。
用意するものは
揚げ玉
めんつゆ
溶き卵です。
- まず小鍋にめんつゆを沸かし、お好みで少し砂糖を入れて軽く甘口に整えます。
- その中に揚げ玉を入れたら溶き卵をさっと入れてかき混ぜながら卵が固まるまで火を通します。
- これだけで”なんちゃってかきあげ風の玉子とじ”になり、ご飯のおかずやそば、うどんのトッピングに抜群のお総菜が出来上がります
お好みで揚げ玉と一緒に”ネギや干しえび”なんかを加えると、さらにかき揚げっぽくなって美味しくなるかもしれませんね♪
お好み焼き
これは有名な所では有名かもしれませんが、“お好み焼き””たこ焼き”の生地を焼く時に揚げ玉を混ぜて一緒に焼くと、これもまた風味や食感が良くなって美味しくなります。
さらに関東地方でおなじみのもんじゃ焼きにも一部の店舗では揚げ玉を混ぜているところもあるぐらいで 粉物と揚げ玉の相性はなかなか良いようです
揚げ玉の手に入れ方あれこれ
ここまでお話ししておいてアレですが、皆さん”揚げ玉”はどうやって手に入れられそうですか…?
最近はスーパーやネット通販でも各メーカーで保存が効くタイプの揚げ玉も売ってはいますが、一般的に作りたての揚げ玉の入手法も説明しておかなければいけませんね。
蕎麦屋、天ぷら屋で分けてもらう
個人経営でやっている天ぷら屋さんや蕎麦屋さんといったところで無料や安く手に入れたりする事も出来るようです。
お店に食べに行ったついでに、「大将、ここの天ぷら美味しいね、揚げ玉分けてよ!」と言えば、大体のご主人は笑顔で分けてくれるかもしれません。
※この時、頑固な天ぷら屋のご主人だと間違って”天かす”と言うと怒られる…なんて都市伝説もありますのでなるべく揚げ玉”と呼ぶようにしましょう。
しかし最近の蕎麦屋といえばフランチャイズなどのチェーン店舗が多いので、こういうお店は店内でのサービスで無料の揚げ玉は置いている場合が多いですが、”無料での持ち帰り”に関してはやたら厳しかったりという場合が多いです。
スーパー等のお総菜で売ってる事も
それ以外におすすめなのは“地元のスーパー”でたまにお惣菜コーナーで揚げ玉だけをひとパックに30円前後で売っているという場合もあったりします。
自分で作る
それでも手に入らない時には思い切って自分で作ってみるという方法もあります。
小鍋に3/1程度サラダ油かキャノーラ油を入れて170~180℃前後に熱し、天ぷら粉を水で溶いておいたものを上から少しずつ流しこみ、それを金網等ですくいあげてキッチンペーパー等で油を切れば簡単に揚げ玉が出来上がります。
ただし粉だけを水で溶いたものは、やはり天ぷら屋さんの美味しい揚げ玉には勝てません。
それには理由があり、お店では野菜や魚介類といった具も粉に溶いたり揚げたりするために旨味成分を衣が吸い込んで旨みが出ているという理由もあるようです。
何にせよ、近所のスーパーなどでも簡単に手に入る揚げ玉なので、ご家庭の料理でマンネリ化してきたら気軽に試せる”揚げ玉”で普段のメニューにアクセントを加えてみるのも良いかもしれませんね♪