皆さん、おでんは好きですか?
おでんと一言で言っても地方によって具が違ったり、まただし汁も関西では昆布、関東ではカツオなど(諸説あり)、さらに味噌で味付けした味噌おでんだったり、日本各地で似ているようで様々な顔を持つおでん。
そこで本日は、寒い季節にぴったりなおでんの美味しい食べ方をいくつかご紹介します!
意外に合う変わり種のおでんの具
おでんの具と聞かれたら、だいこん、たまご、こんにゃく…と定番な具はいくつかありますが、知っている人は知っている、「え…そんなのおでんに入れるの!?」という具があります。
鳥肉(骨付き)
ドラムでの手羽先でもかまいません、骨ごと長く煮込む事で肉がトロトロに美味しくなり、さらに出汁が他の具や汁の味も引き立てます。
トマト
湯剥きしたトマトをおでんに入れて煮ます。
ゲテ物と思うなかれ、これがなかなか美味しいのです。
普通のトマトでも良いですし、プチトマトでもOKです。
但しトマトの味と香りが鍋いっぱいに行きわたり、出汁も”トマト風味”になってしまいますので、一緒に食べる人の中に”トマト嫌い”が居る時は止めておきましょう…。
玉ねぎ
これは和食の煮込み料理にもよく使われる野菜なので、美味しい事は安易に想像できますね。
小さいものは皮をむいてそのまま、大きい物はおおまかに輪切りにすると食べやすいかもしれません。
貝
ほたて、つぶ貝、はまぐりなどちょっと大きめの貝がオススメです。
貝の殻からはずし、身をおでん鍋で一緒に煮込むと磯の風味漂うちょっと贅沢なおでんを楽しめます♪
ソーセージ
コンビニでおでんを買う人には有名かも知れませんが、ウインナー、ソーセージもおでんとの相性はバツグンです。
洋風のおでんと言われるポトフにもよく使われる具材なので、もう食べる前から美味しい味が想像できますね♪
ロールキャベツ
同じく、コンビニおでんだと有名な具です。
キャベツに包まれた鳥肉のミンチがおでんのしょうゆ風味と抜群に味を引き立て合います。
但し、中に美味しい汁をたっぷりしみ込んだロールキャベツなので、アツアツのを一気にかぶりつくと口の中を火傷するのでご注意を…。
レタス
「レタスを煮込むの…!?」と抵抗ありそうですが、意外におでんに合います。
オススメは昆布巻きのようにある程度量を巻いてかんぴょうなどで縛っておくと食べやすいです。
レタスって日本の食卓ではサラダのように生で食べる機会が多いですが、この様に煮たり炒めたりすると風味にアレンジが加わってなかなか美味しいのです。
ベーコン
こちらもおでんに入れるにはキワモノ具材なイメージですが、意外とおでんに合います。
ブロック状のベーコンなら一口大の立方体に、ペラペラのベーコンなら昆布巻きのように巻いて(アスパラガスなんか巻くともっと美味しくなるかもしれません)といった感じでおでんの中で煮込んでしまいましょう♪
出し巻き玉子(オムレツ)
食べた人にしかその味が分からない、変わり種おでんの極めつけです。
ふわふわの玉子焼きにつゆがしみ込んで、何とも言えない深い味わいが楽しめます。
余った”おでん”で美味しい炊き込みご飯(?)を作るとんでもない裏技
皆さん、炊き込みご飯も好きですか?
本来”炊き込みご飯”と言えば、刻んだ野菜、具などと生米をだし汁と一緒に炊き込んで作るのがセオリーですが、もし前日の夕食で”おでん”が余ったら、それで炊き込みごはん(のような美味しい物)を作る事が出来ます。
残り物のおでんで炊き込みご飯(?)のレシピ
- 電気釜などで普通にご飯を炊きます
- 練り物、大根、白滝などなど、鍋の中に残った冷めたおでんの具を包丁で1cm角ぐらいに切ります
- それをフライパンでごま油で軽く炒めてください、
次におでんの汁を加えて一煮立ちさせます - これを炊き上がったご飯の上に混ぜ、しばらく蒸らしておくと出来上がりです
まるで料亭で食べるような(…というのは少し大袈裟ですが)美味しい炊き込みご飯(?)が簡単に出来上がります。
もしおでんを大量に作りすぎて余った時はこういうアレンジ方法もありますのでぜひお試しください!!
まとめのようなお話
おでんって具材を適当な大きさにカットし、だし汁で煮込むだけで肉も野菜も魚類も食べられるお手軽なバランス栄養食なのです。
これから寒い時期がまだまだ続きます、こういう温かくて栄養のあるものをしっかりとって寒い冬を乗り切りましょう!!