日中もかなり暖かくなる季節になってきましたね。
こういった時の食事にはさっぱりしたものを食べたくなりますが、さっぱりしていて野菜をしっかり取れる料理といえば、日本食では有名な“漬物””梅干”そして健康のために“酢漬け”といったものがあります。
これらは食事のメインディッシュとしてはイマイチかもしれませんが、副菜として食卓を引き立ててくれるありがたい一皿ですね♪
今回はそういった食卓の影の主役たち、“漬物”等をメインにご家庭で作れるレシピなどのお話をしたいと思います。
一風変わった風味に驚愕”梅干しのキムチ漬け”
用意するものは
梅干し
キムチの素
です。
- まず梅干を、漬物などを保存できるようなタッパーに入れ、そこへ”キムチの素”を加えて漬け込みます。
- そして数日冷暗所で保存し、キムチの味が梅干しに染み込めば出来上がりです。
辛さと酸っぱさの程よいハーモニーでご飯の食欲を進み、お酒のおつまみにも抜群なキムチ風梅干しが出来上がります。
“梅肉”の鰹たたき
用意するものは
梅干し
鰹節
ごま
わさび
醤油
です。
- まず梅干しを種から取り、いくつかまな板に乗せておきます。
- そこにかつお、ごま、わさび、醤油をまぶし、包丁で叩くようにしてよく混ぜます。
さすがにメインッデッュの一品のおかずとしては物足りませんが、ご飯によく合う香のもの代わりとして美味しい副菜になります。
“玉ねぎの酢漬け”の作り方
よく韓国料理の居酒屋や料理店等で出されることが多いそうなのですが、“玉ねぎ”を酢漬けにしたお漬物が向こうの国ではよく食べられているそうです。
用意するものは
玉ねぎ
鷹の爪
酢(できればすし酢)
そして砂糖
です。
まず、玉ねぎをくし切りなどに一口大の大きさにし、そこに “寿司酢と砂糖、鷹の爪”を入れて漬け込み、冷蔵庫などで数日保存しておき、食べ頃になったら完成です。
普通のお酢でも作れるのですが、寿司酢ならあらかじめ中に”昆布のダシ”など成分が多く入っているため、より味わい深い漬物で館出来上がるのです。
ご家庭で作れる簡単”豚キムチ”
“豚キムチ”という中華のような、そうでないような、ピリ辛の野菜炒めがありますが、こちらの美味しい作り方を1点ご紹介します。
結論から言うと、”豚キムチ”を美味しく作るコツとしては、気持ちに頼りすぎないことだそうです。
例えば市販のキムチだって各、メーカーごとでいろいろな味付けや辛さがあるため、”キムチありき”で味付けしてしまうと、毎回出来上がりの味が安定しないのだそうです。
それも踏まえ、安定した作り方をご紹介したいと思います。
用意するものは
豚バラ
キムチ
オイスターソース
醤油
です。
- まず豚バラ肉をフライパンで炒めます。
- 次に”キムチ”を投入し、ある程度炒めたら弱火にして最後に”オイスターソースと醤油”で味を整えれば出来上がりです。
このオイスターソースと醤油の2品が味を安定させるポイントで、各メーカーのキムチによって味がぶれたりしない…という寸法です。
そこにキムチの辛さとキムチのシャキシャキ感を加えることで、どこのスーパーで買ってきたキムチでも安定したピリ辛の美味しい豚キムチを作ることができます♪
梅干しに入っている”しそ”のおにぎり
最近スーパーで安く売られている”梅干し”にはあまり入っていないことが多いのですが、ちゃんとしたメーカーの良い梅干しを買うと“紫蘇(しそ)”が一緒に漬け込んであることがあります。
実はあのシソ、食べることができるのです。
そこで一番手軽に食べられるメニューをご紹介します。
用意するものは
炊きたてのご飯(できれば雑穀米)
梅干し
梅干しの中に残ったシソ漬け
海苔
…です。
レシピを見て気付いた方も居ると思いますが…。
はい、”おにぎり”です(笑)
- まず梅干しをいくつか種を取って外しておき、一緒に漬け込んであるしそ漬けを包丁等で細かくみじん切りにしておきます。
- 次に炊きたてのご飯にこの二つを入れ、しゃもじで切るように混ぜます。
- 後は一般的なおにぎりのように三角型でも俵型でもお好きなように握れば出来上がりです。
お好みの海苔を巻いても美味しいです♪
このように梅干しと同時に利用していくことで最後にシソだけが残ったり…なんてもったいないことも防げるでしょう。
【ちょっと番外編】冷奴に豚キムチ
一般的に夏場のビールのおつまみとして有名な“冷奴”。
こちらにのせるものと言えば、日本では一般的には”ネギ、醤油、しょうが”ですが、韓国の方では“豚キムチを乗せた冷奴”というのも有名なのだそうです。
作り方は単純に、絹ごしの豆腐をお皿にあけ、その上に”豚キムチ”をトッピングすれば出来上がりです。
ちなみに上で紹介した”味が安定した豚キムチ”もこの冷奴のトッピングに相性ぴったりなので、ぜひお試しください。