2018.07.01シニアサポート , 家事代行 , 家事全般 , 掃除代行

家事代行は”あり”か”なし”?男女で分かれる意見

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家事代行は
便利な家事代行サービスですが、”とある理由”でそのサービスを受けられない…そんなご家庭があります。

これは非常にもったいない事です。

そこで本日は、本当は家政婦を雇いたいけれどそれを実行する事が出来ない境遇に居る方のご家庭の背景にスポットを当ててお話していきたいと思います…。

逃げるは恥だが役に立つ、でも家事は逃げるな!?

あの“国民的ドラマ”をきっかけで家事代行サービスも大きく日の目を見る事になりました。

しかし現在でも日本の男性の家事分担率は世界最下位と言われ、家事代行という職業を知った現在でも一日の家事の時間は過去15年間でほとんど減っていないのが現状です。

家事代行サービスの利用の割合については子供が居る家族の国際比較を見るとまだまだ日本は普及率も低く、更に日本の男性の家事分担率は世界最下位という統計が出ています。

男女での”家事”に対する意識の違い、そこから家事代行サービスへの利用の壁になっている訳なのですが、なぜこの様な価値観のズレが起きているのでしょうか?

家事の負担、ストレスが減れば家族で過ごす時間を確保できるようになります。
子供が居るご家庭で更に共働きなど、そういう環境なら尚更お金を払ってでも家事代行を依頼し、親御さんは掃除などの家事の負担が減り、子供にもバランスのとれた食事を与えられるという家族全員にメリットがあると思うのです。

しかし、共働きで家事は片方(特に女性側)がやらなければいけない…というご家庭がまだまだ多いのが残念で仕方がありません。

勿論、過去に比べ全く需要が増えていない、という訳ではありません、共働きのご家庭の利用者の層は過去に比べ1.5倍ほどになりました。

けれど、実際はこの数値以上に”家事代行を利用したい”という需要は多いはずなのです。

その利用者数が伸び悩む理由として、「夫が利用の壁になっている」という場合が多いと言われています。

例えばご家庭で奥さんが「家事が一人では大変だから”家事代行サービス”を利用したい」と旦那さんに相談したとします。
ここで日々の家事の大変さを理解している男性ならOKを出す場合が多いのですが、
「家事は家でやるのが当たり前」だの、
「たかが家事に数千円かけてやらせるな」だの、
「家事は愛情表現の一つだ、自分でやれ」だの、
「他人を家に上げたくない」などといった
いわゆる”斜め下の返事”が返ってくるパターンがあります。

この様に家事代行の利用に否定的な考えの夫側からの反対が1つの”壁”となり、家政婦を雇えずに今日も精神的にも肉体的にもストレスを背負いながら一人で家事を行う奥様方が、まだまだ日本のご家庭には沢山居るのです…。

実はメリットが大きい家事代行サービス

家事代行は
まだまだ一部の旦那さま方にご理解していただけない家事代行サービスですが、家政婦を利用するメリットは実は沢山あります。

例えば女性の社会進出です。

家事の負担があまりに大きい、例えばパートナーの分の洗濯や掃除、さらに子供の面倒も…といった「家庭内でやらなければいけない事」が増えてくると、社会進出を望んでいる場合に大きな妨げになると思います。

就職活動にせよ、何かの資格を取るにせよ、そのために書類の1枚、履歴書の1枚用意して記入し提出するのだって時間と体力が要るのです。

たかが書類1枚…と思われるかもしれませんが、それすらも出来ないほどに家事に育児に追われているお母さんが日本国内に沢山居るのが現状なのです。

これでは社会進出どころではありません。
子供が自立し、ある程度の時間が出来た頃には60歳前後です。
昭和なら社会人は定年退職を考えている年代です。

「あのときやっておけば…」なんてお婆ちゃんになってから悔やむくらいなら、今すぐにでも家事代行サービスに手助けを借りて、どんどん本当にやりたかった仕事にあけくれるべきだと思うのです。

ちなみに今回挙げたように、家事代行サービスを男性側のパートナーが反対する現象を「夫ブロック」とネットで呼ばれているそうです。

今、大事な奥さんがやりたい仕事があるのだ、という意志があるなら、それを尊重し月々数千円くらいの家政婦に使うお金なら奥さんも仕事を始めたら一緒に払っていけばいい、まだまだ身体が動く若いうちにプロの現場で経験した実務のスキルは、後々の人生で必ず財産として家族を助けてくれる日がやってきます。

今はそんなやる気のある奥さんへの投資だと思って、試しに家事代行サービスを月に1日からでもいいので始めさせてあげても良いのではないでしょうか…?

まとめなお話

しかしおかしな話ですよね…、ご家庭の女性は別に全ての家事を、365日毎日家政婦に…なんて言っている訳ではないのです。
それなのに月に1日たりとも家政婦の利用を容認してくれない、そんな男性側のパートナーがまだまだ居る…。

これって、旦那さんに「会社への出勤は愛情表現で当たり前だ、だから毎日の通勤にバスや電車を使わないで自力で歩いてね。」…と言っているのと同じ事だと思うのです。

この様に男女間で意見の対立がある”家事代行サービスの利用”ですが、日本で家事の大変さを理解させるにはもうしばらく時間と理解が必要なようですね…。

将来的に6000億円まで拡大すると言われている家事代行業界、事業者側も今後も良いサービスとスタッフを育ててゆくため、ネットやTVでの広報など努力は欠かせないようです。

もちろん私は家事代行利用には肯定派です。

この際TV局も「逃げ恥じ2」のようなドラマの続編を作って流せば良いのでは…?なんて考えたりする今日この頃です。

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