2018.05.18家事代行 , 家事全般

家事代行|日本の家事と海外の家事の考え方

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家事代行渋谷
専業で家事をされている方、
もしくは共働きだけど自分がパートナーより家事をやる機会が多い…、といった皆さん。

一日の家事って何時間くらい行っていますか?

実は一日の家事の平均時間って、
世界でも”日本”がダントツに長い5~7時間だと言われています。

では海外の家事の事情はどうなっているのか、
短い時間でちゃんと家事はこなせているのか…?

など、今回は海外と国内の家事事情の違いや、
日本の家庭ばかり家事が長くなってしまう原因、
そして海外から学ぶ家事効率の意外なテクニック等を
ご紹介していきたいと思います…。

アメリカ人の家事への価値観

最近の家事の環境は昔と違い、
掃除や洗濯、食器洗い等”自動で家事をしてくれる家電”が多く出てきました。
しかし日本では、それでも「家に食器洗い機は無い」「乾燥機はない」と、
まだまだアナログで家の仕事を頑張っているご家庭も多いと思います。

アメリカの家庭事情は逆で、家事の多くを家電品に任せています。
例えば先ほど上げた食器洗い機も、
日本なら「あると便利」程度ですが
アメリカでは無くてはならない必需品となっています。

普及率もほぼ9割で、残りの1割は低所得などの家庭の事情でどうしても買えない、
なのでそういった1割の家庭でも「食洗機欲しい、食洗機欲しい」と文句を言っているそうです。

さらに今のアメリカの家庭には”物干し竿”がありません。
洗濯も”乾燥機”に頼りっぱなしで、雨が降ろうが快晴だろうが
洗濯後には乾燥機に衣類を乾燥機に放り込んでスイッチオン。
最近では日干しのために屋外に干すのは希だそうです。
日本よりも土地が広く、衣類なんか晴れた日は広い庭に干し放題だと思うのに、
そこがお国柄の価値観や文化の違いなのかもしれませんね。

アメリカでは家事はほぼ”家電任せ”

心を楽にする

このように、日本と違い家事はほぼ家電品に任せ
人間がやる事と言ったら乾燥させた食器や衣類を片付ける事くらいだそうで、
羨ましいやらちょっと電気代勿体無いやらで、
アメリカも日本と違ったベクトルで先進国家の文明を満喫しているようです。

但し、そうなると心配になってくるのが
“地球温暖化”などの省エネ問題です。

たしかに日本も車の渋滞、色々な設備でエアコン付けっぱなしなど
あまり偉そうな事は言える立場ではありませんが…。
アメリカはそれ以上にエネルギー消費に対する環境問題への危機感が低いのではないか…?
と、まことしやかに噂されています。

但し、アメリカ等に在住の皆さんも
決して悪気があってそうしている訳では無いと思います。

家事に家電品を導入するそもそもの目的って
「人間が楽をすること、仕事を減らすこと」だと思います。
そのためにたまたま電気というエネルギーが必要だった…という事だけなのです。

極論ですが、私達日本人だって
「今から掃除機や洗濯機、コンロや炊飯器も全部捨てて
原始人のように裸で石斧持って焚き火で生活しろ」
なんて言われても出来るわけないですよね…。

それと一緒で、一度楽な生活を覚えてしまったら
なかなか昔には戻れないのが人の心理だと思うのです。

私も今さらスマホやパソコンを取り上げられ、
和式トイレと扇風機しかない昭和70年代の文明で生活しろと言われたら全力で否定します…。

特にアメリカの文化は日本文化以上に
仕事にも生活にも、
“如何に負担を減らし効率化させるか”を重要に考える傾向にあるそうです。

私たち日本人なら、苦労をすることで鍛錬になる、己を磨けるといった根性論、精神論が文化の根底にありますが、
アメリカではむしろ余計な手間、苦労は無い方がいい、
苦行に価値など見出さないといった価値観の違いからきているようで、
これは現代の日本人も多少は見習っても良いのではないかと考えています。

日本の家事も効率良く手を抜こう!

防犯対策を徹底
では日本の主婦(夫)も上手く家事の手を抜くにはどうしたら良いのでしょうか?

ちなみにとある企業の統計調査によると、
「家事が効率化できていない」とお悩みの日本人女性は44.7%で、
同じ調査をしたアメリカでは16.7%だったそうです。
さらに日本人女性の平均家事労働時間は約5~7時間と、
世界でも一日の家事の時間が長い国と言われています。

これは外に働きに出ているパートナーが
残業や長時間労働のためなかなか家にいない、
すなわち家事担当の奥さんが、旦那さんが家事に参加しない分を自分でやる事に…
さらに、古き時代の名残で家事は分担ではなく女性が引き受けるのが暗黙の了解、といった傾向が根強く残っているからではないでしょうか。

他にも、そうして女性側が日々家事をこなしているうちに家事のルールや手順が
出来上がってしまい、たまにパートナーが手伝ってもその仕事の結果に満足できず、
「まだ汚れている、そんなやり方じゃキレイにならない、何よりほかの人がやるのが耐えられない…」といった悪い意味で潔癖症なシンドロームに陥ってしまい
パートナーの協力し心虚しく、
結局自分でやってしまうケースが多いのです。

昔から細かいところは女性が早く気づきやすいと言いますが、
会社などの仕事先なんかに、年功序列の長い”お局様”が
よせばいいのに他人の仕事ぶりに口を出し
チクチク説教するケースがあったりと、
悪く言うとそれに近い心理状態になるのかもしれませんね…。

それ以外にも日本の生活習慣に
毎日お風呂に入る、ご飯は主食、野菜、汁物で献立を…
といった感じでアメリカ圏に比べて
几帳面で細かい習慣がある、というのも家事を大変にしている原因のようです。

とにかく日本人は家事にストイックになりすぎ

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こうして古い時代の家事分担意識の低さ、
パートナーが仕事でなかなか家に居ないから自分がやってしまう。
という問題と、「完璧主義」という仕事への意識。

こうした考え方からただでさえ大変な家事をさらにハードルを上げ、
少しでも思うようにこなせなかったら「自分はダメな人間なんだ~!!」
なんて杞憂してしまう、さらには子供が出来てからは
育児休暇などを職場に申請することも罪悪感で躊躇してしまう
責任感の強い主婦(夫)の方もたまにいらっしゃるようです。

それだけでなく、急な怪我や病気で家事を休んでしまった日には
「もう私には人としての価値が無くなった、パートナーにも愛想つかされる」
と、責任感どころではない一種の心の病じみた考え方になってくると
もう少し肩の力を抜きなさい、大丈夫ですよ…と優しく言ってあげたくなります。

私たちは人間です、神様やコンピューターではありません。

365日年中無休で全ての仕事や行動を
“100満点”で出来る人なんて居ませんし、居たら逆に気持ち悪いです…。

そんな悲しい心と家事事情では、
せっかく頑張って綺麗にした部屋でも心と体が安らげません…。

それこそ、ミスを許されない責任の重い仕事こそ
コンピューターや機械に任せ、現代人はもう少し手を抜いて
地球の資源を枯渇させない程度に快適に生活して良いと思います。

では海外ではどう手を抜いているのか?

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先程も述べましたが、アメリカ等の海外の家事は
なるべく機械にやらせるだけでなく、
食事なども1枚のプレートに全部入れる、
風呂も律儀に毎日入らずにシャワーで済ます日もある、
そして日本ほど風呂に毎日入らなきゃ…!という文化ではありませんので
結果的に一週間で出る洗濯物の量も少なくなります。

他にドイツなんかでは、炊事をシンプルにしている方法が挙げられます。

例えば朝食はフレークに牛乳をかけただけのいわゆるシリアルやオートミール、
昼食はパンにハム、チーズ、野菜など具材だけ挟んだ”サンドイッチ”で済ます、
そして夕食だけ温かいものを調理して食べる家庭が多いそうです。

これならガスや電気代の節約にもなりますし、
サンドイッチなんか食器の洗い物はほとんど出ないので
後々の洗い物も減ります。

さらに他の国では、朝食は外の屋台を利用するといった
そもそも朝は料理しない、という家庭文化もあったりまでします。

言い方は悪くなりますが、日本もこういうズボラな家事事情なら
家事がちょっと苦手なパートナーや子供ももっと気軽に家事に参加できて
その結果一石二鳥で主婦(夫)はもっと楽出来るのではないかと考えています。

ちなみにその結果、
アメリカなどでは一日の家事の時間は約3時間だそうで、
平均的に5~7時間と言われている日本人より1日2時間以上も自由な時間があるなんて羨ましすぎます。

そこでこういったズボラテクニックを真似したいところですが、
流石に「じゃあ明日から風呂は一日おきね!」では
お風呂好きな家族が猛反対しますし、
“風呂は命の洗濯”という言葉もあり、
ゆっくりと入浴をする事で日常のストレスや悩みの緩和、
さらに仕事なんかのアイデアや企画も思いつくケースもあります。

各メディアで大活躍するミュージシャンや漫画家などにも
風呂場にメモ帳を持ち込んで
湯船につかりながら浮かんだアイデアを書き留めて次の作品に…
とやっている人も多いそうです。
日本に面白いアニメや漫画が多く世界からも評価されているのは、
風呂の時間を大事にするから…という秘密もあるのかもしれませんね。

…と、少々話がそれましたが、
例えば3度の食事を全て手作りにせずに
作り置きやたまには買ってきたお惣菜で済ませたり、
洗濯物も毎日キレイに畳まないで空いた時間に、
掃除なんか毎日やらなくて良いと思いますし。

こうして手を抜けられる範囲から少しずつ楽していく方法も良いと思います。

自分でなければいけない事以外は家政婦に頼んでみる

上から下へ
さらに収入に余裕があるご家庭は、週に1~2日でも
家事代行サービスに依頼して
炊事、洗濯、掃除、布団干し、
さらにお子さんが居るご家庭ならベビーシッターやキッズシッターを
代行してもらう…という方法もあります。

例えばこちらの”ライフサービス”という業者なら
お試しサービスなど、まずは短期で安く家政婦に家に来てもらい
実際に家の家事をやってもらえる試せるサービスを行っています。

お試しキャンペーン

このように、海外だけでなく日本国内にも
家事の負担を減らす意外な裏技があちこちに転がっています。

家の中の家事って、
「絶対自分じゃなければこの家事はダメなんだ…!!」
なんてケースは非常に希ではないでしょうか?
“出来ればそうした方がいいルール”を余計に増やし、
手段が目的になってしまってはいませんか…?
パートナーが家事に手を出した時に
その仕事ぶりに不服ばかり感じて文句を言いつつ
結局仕事を取り上げてしまってはいませんか…?
自分の認めた”100点満点”ではない、
周りの人の”95点”をちゃんと寛容してしますか…?

細かいことを許しあう心って、
長く家庭や夫婦関係を続けていく
大事な”潤滑油”だと思うのです…。

洗濯物のたたみ方、夕食の献立に入れたカレーの具、
脱いだ服をちょっとリビングに置いていた、
そんな事くらいでイライラして喧嘩が始まるなんて
あまりに悲しすぎます。

どうか、そういった事に心当たりのある方は
明日からでもパートナーの”95点”を受け入れ、
許しあう気持ちでこれからも笑顔で一緒に生活して下さい。

…と、また話が脱線しましたが、
先ほど述べた”誰でも出来るけど面倒でやると結構キツい家事”こそ
家事代行業者にアウトソージングし、
自分の時間や家族との時間のゆとりに回し
ストレスフリーな生活を過ごすご方法をオススメしたいのです。

日本人の悪いクセとも言えるのですが
「何かを我慢すること、諦めて過ごすこと」に
一種の美学のような物を感じ高校の運動部のように
精神を鍛えてしまいがちです。

笑顔を失い、酷い時には身近な人にそのストレスをぶつけてしまう…
そこまでして自分の心と身体を追い込むことだけがそんなに人生で
大切な事なのでしょうか…?

育児に家事、仕事にプライベート…
まずは今目の前にある状況を”楽しめる”事だと思います。

完璧を求めることも時には必要かもしれませんが
そういう時こそ楽しく頑張れる環境が必要だと感じています。

こうして手を抜ける所は手を抜き、
毎日やらなければいけない家事を少しでも快適にこなせるよう
許せる範囲でズボラしてしまう…という生活も良いと思います♪

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