日中は本格的に暑い季節になってきました。
こんな時期はどうしてもついついさっぱりした食事に頼りがちですが、一方でキンキンに冷えたビールやウーロンハイ、緑茶ハイが美味しい季節になってきました。
これに合うおつまみの一つに、バターソテーや肉や野菜の炒め物と言ったフライパンを使った料理なんかが挙げられますね。
本日はそういった火と油の芸術品…といえば少々大げさですが、炒め物の料理を数点と、もう一つフライパンを購入する際のちょっとした失敗談と注意点をお話ししたいと思います。
【コラム】フライパンを買う時のちょっとした注意点
最近は”IH対応”の調理器具も増えてきて、昔と比べて鍋やフライパンと言ったものもIH対応のものが随分増え、近所のスーパーでも買えるご時世になりました。
ところがここで一点落とし穴がありますのでお話します…。
それは IH の鍋やフライパンを使用されている方は分かると思うのですが底の方に何かしら銀色の金属のプレートのようなものがついていると思います。
実はこれが付いていれば全てIH対応というわけではありません。
例外もありますが、細かく説明しますと IH 対応のものは金銀色のプレートがボツボツと丸い斑点状の穴のものが規則正しく並んでいます。
が、それ以外にも溝が渦巻き状に並んでいたり、細い同心円のような形状の溝が掘られている銀色のプレートが底に付いたフライパンや鍋があります。
実はこれらはIH対応でない場合が多いのです。
なぜこんなものが付いているかと言うと、そのらせん状の溝がガスの熱を効率よく伝えるという機能があるのだそうで 、IHのコンロが使えるように…とはまた別の目的なのだそうです。
さらに言うとアルミ製、銅性のフライパンや鍋はIHにもともと使えないらしいので、私も一度経験したのですが、鍋の底の方に金属のそれっぽいプレートが付いているからIH だと勘違いしますので、鍋やフライパンを購入する前には必ず記載されているラベルにIH対応かどうかを確認してから買うようにしましょう。
鮭のバター焼きをうまく作るコツ
フライパンにバターをひき、鮭の切り身を焼けば鮭のバター焼きになるのは有名ですが、おそらく経験のある方はご存知と思いますが、バター焼きは普通にサラダオイルで作るよりも型崩れがしやすく、できあがりの見栄えが悪くなってしまうと感じる方もいるかもしれません。
そういう場合には、最後の仕上げにバターをのせるという方法がお勧めです。
手順ですが、フライパンにサラダオイルなどを引き、鮭を普通に焼いて、ある程度火が通って焦げ目がついてから、最後に火を止めてバターを乗せて軽くなじませる、という方法だと綺麗に作れるそうです。
バターは普通のサラダオイルと違って鮭の身を柔らかくしてしまうため、そのため焼いている途中で身が崩れやすくなるとのことです。
もし出来上がりの見栄えが気になる方はぜひお試しください♪
パクチーの野菜炒め
食べる人によってその味が変わると言われることで有名な野菜“パクチー”、こちらはキャベツや白菜のようにフライパンで炒めても美味しく食べられますのでそのレシピを簡単にご紹介します。
用意するものは
パクチー
玉ねぎ
豚肉
にんにく
ポン酢
です。
まず、豚肉を炒めて火を通します。
その後で玉ねぎパクチーの順に入れ、最後にお好みでニンニクを刻んで味をつけ、味付けはシンプルにポン酢だけで出来上がりです。
炒め物料理の隠し味に砂糖
よく肉じゃがや煮物といった和食なんかに隠し味で砂糖を入れることが多いですが、鮭のバター炒めや野菜炒めといった一般的な炒め物料理にもほんの少し砂糖を加えてあげると隠し味になり、食欲が増進する効果があります。
やり方ですが、最初に具材をフライパンで炒め塩コショウなどの調味料で味付けをしますが、ここで味が少し物足りない時にはほんの少しだけ砂糖を加えてあげるというやり方です。
これが味わいをまろやかにさせ、そもそも生き物というのは砂糖や油と言ったカロリーが高いものを本能的に摂取する味覚を持っているようで、油はすでに使われているのでそこに更に砂糖を加えることで 、どうも人間は本能的に上手いと感じるようになっているようです。