日本のお隣の国”中国”、やはり国が近いというだけあって日本国内でもポピュラーな料理で、家庭料理から定食屋、ファミレスといった色々なシチュエーションで美味しくリーズナブルに味わうことができるのが“中華料理”の魅力的なところですね。
本格的な中華シェフになってくると「中華料理は火と油の芸術だ」と言われることもあり、それだけに地元では油の使い方、火の使い方そしてもっと言うと水の使い方、そういったものにこだわり抜いて磨き上げられてきた技術だとも言われています。
本日はそんな中華料理を日本の一般家庭で手軽に作れるレシピを数点と、知っている人は知っている中華料理の驚きのトリビアを1点ご紹介したいと思います♪
夏場の究極ダイエットところてん冷やし中華
夏といえば「中華冷やし中華始めました」という貼り紙が中華料理の定食屋でも出るぐらいに、日本国内で冷やし中華が美味しくなる季節ですね。
ところが小麦粉が主な原料である麺類は、ダイエットを気にしている方はちょっと食べるのに抵抗があるかな…?という方も多いと思います。
そんな方に是非オススメしたいのが、”ところてん冷やし中華”です。
用意するものは
ところてん
きゅうり
チャーシュー(ハムでもOK)
卵焼き
生姜
酢醤油(冷やし中華のたれ)
からし
です。
それではレシピなのですが、冷やし中華の作り方をご存知の方は、冷やし中華の麺の部分をところてんに差し替えでもらうだけで簡単に出来上がります。
最近スーパーではこんにゃく麺といったようなものもよく出回っていますが、若干値段が割高だったり、実際食べてみるとどうしても本物の小麦粉の麺に比べると味が劣ってしまうという難点があります。
しかしところてんなら、最初からある程度「これはところてんなんだ」と気分的にも割り切れますし、今の夏の暑い時期にピッタリのダイエットメニューだと思いますね。
お好みで”からし”を入れても美味しいです。
家庭で作れる比較的簡単なチャーシュー
用意するものは
豚バラブロック
醤油
そしてコーラ (ゼロの方ではなくちゃんと砂糖が入っているタイプ)
です。
- まずフライパンに油はしかず、豚バラブロックの四隅をしっかり火を通して焼きます。
- この時出てきた油は今回は使わないので 、捨てるか取っておいて違う料理でラード代わりに使っても OK です。
- そして油を取り除いて豚バラの塊だけになったところに醤油とコーラを入れます。
- そして落し蓋をして30分弱火で煮込み、後は火を止めて1時間ほど味をなじませるため、そのままにしておけば出来上がりです。
決してゲテモノ料理ではありません、コーラというのは砂糖やカラメルが入っているため、醤油と煮込むとチャーシューのタレのような味わいになります。
さらに炭酸には肉を柔らかくさせる効果もあるのでチャーシューの味付けにピッタリなのです。
ちなみにコーラと醤油の分量ですが、まずコーラをお肉がひたひたになるくらいまで入れます。
次に醤油を適量入れた後舐めてみて、ちょっとしょっぱいかな…?くらいで止めておくのはポイントだそうです。
ここでちょっと裏技があり、このときゆで卵を一緒に入れて1時間放置しておくと同時に味付け卵を作ることもできます。
どちらもラーメンの具に使える具材なので、ご家庭でインスタントラーメンなどを食べる時にちょうどいいトッピングとして使えますね♪
【番外編】パクチーのナムル
中華がテーマと言う事で、お隣の国”韓国”のお料理もちょっとご紹介…。
韓国料理で有名な”ナムル”ですが、こちらをパクチーで作っても美味しいです。
用意するものは
パクチー
塩
ごま
油
醤油
です。
まずパクチーを軽く茹でて水を切って、
後はごま油と塩と醤油で味を整えば出来上がりです。
醤油は入れすぎると味が辛くなるので少量に抑えておくのがコツです。
実は日本食だった中華料理あれこれ
よく近所の中華料理店などに行けば色々なメニューがあり、日本でも普通に中華料理を味わうことができるご時勢ですが、実は日本国内で中華料理と称し食べられているメニューの中には、本場の中国人は知らない日本人が考え出した中華料理がいくつか存在するそうです。
いくつか挙げますと八宝菜、そして中華丼、エビチリ、そして担々麺等が実は日本発祥の中華料理なのだそうです。
但し担々麺だけは、その原型の原型のそのまた原型ようなものは中国にあり、かつて昔の中国では屋台のような感覚で麺料理などを担いで売り、注文を受けたらその場でサッと調理、味付けして出していたそうです。
いわゆる移動式のファーストフード店のような感覚で麺料理屋をやっていたその麺料理を、中国の有名な料理人が日本人の口にも合うよう改良したのが今の日本で食べられている担々麺だと言われています。