日本人は忙しいです、一人暮らしで仕事に通いながら家で自炊をするという方もいらっしゃると思いますし、ご家族が居る方でも自宅にまだ目を離せられない子供が居て、面倒を見ながらその間に洗濯や家事そして料理もこなさなければいけない…という方もいらっしゃると思います。
そこで忙しい日々の食事で頼りがちな外食、または買ってきたお惣菜や弁当ですが、これらに頼りっぱなしというのも健康面にオススメ出来るものではありませんよね…。
では、自炊だけで今までより効率良く、早くて経済的で美味しく食事を作ることが出来る、そういう方法は無いのか…?
本日はそういったテクニックをいくつかご紹介したいと思います。
“意外な調味料”を使うことで手早く美味しくするテクニック
昨今様々な調味料が市場に出回っていますが、調味料やタレ等を本来の使用法とは違う方法で利用するという方歩があります。
例えば数年前からネットでも有名になった“めんつゆ”を使う方法です。
昔は、それこそそうめんを食べる時のつゆとしか使いませんでしたが、もやし炒めや肉じゃが、煮物に焼きうどんといった和風の料理に醤油の代わりに味付けで使ってみると下味が効いていてダシを取る手間が省ける…という調理法が広まっています。
最初にかつおやこんぶで煮詰めてダシを作り…とやるよりこちらの方が早いので、家庭での料理によく利用されていることが多いそうです。
飲食店で調理のアルバイトする
次は少々荒療治な解決法をご紹介します…。
飲食店の“厨房での調理スタッフ”で働くという方法です。
一般的に飲食店は、アルバイトスタッフに“仕事のスピード”を求めます。
その理由として、昼食時や夕食時間帯などのピーク時は大量のお客さんが来るため、限られた時間で多くの料理を作って出さなければ「いつまで待たせるんだ!」と、お客さんからクレームになってしまいます…。
そのためこういった飲食系の職場環境では、先輩や店長は如何に効率よくスピードが早く注文が入ったメニューを作れるか、という点をメインに新人スタッフを指導してゆく場合が多いのです。(人によっては些細な事で怒号のように怒る人も居るのでご注意を…。)
そのノウハウを徹底的に身体と頭に覚えこませ、それをそのまま家庭の料理の時に活用すれば良いのです。
アルバイトでお金稼ぎにもなりますし、体力とメンタルの強い人向きの方法です。
保存の効きそうなおかずは多めに作り置きをしておく
こちらのブログでも何度かご紹介している“おかずの作り置き”を、料理のスピードアップに利用するテクニックです
詳しく説明しますと、こちらは今日のメインのおかずではなく添え物のサイドメニューといったものをあらかじめ多めに4~5日分ぐらい作り置きしておき、食事の時には冷蔵庫から出して皿に盛るだけという状態にしておくのです。
そうする事で明日以降の食事が主催のおかずとご飯を炊くだけで済むようになり、これだけでも1ヶ月のスパンで考えるとかなりの時間の短縮になります。
1品減らす工夫をしてみる
上に挙げたテクニックの逆説になりますが、
“副菜を減らす作り方”です。
例えば朝食に、目玉焼きとサラダとトーストを作るとするなら、サラダを作る目的って恐らく”野菜を取る”という意味合いがあると思います。
なら1つオススメな調理法がありまして、
- フライパンに油を引き温まったらハムかベーコンを入れる
- 次に一口大に刻んだキャベツ(レタスでも可)を一つかみ入れる
- 卵を入れてしばらく蓋をして蒸し焼きにする
- 野菜入りハム(ベーコン)エッグの出来上がり!!
…と、この様に作ると目玉焼きで野菜も取れるので、忙しい時にはサラダを作る工程を省略できる、といった調理法もあります。
この野菜を間に挟んだハムエッグやベーコンエッグは、たしか軽井沢にあるちょっとオシャレなホテルでも朝食のメニューで存在するそうです。
私も作って食べてみましたが、普通の目玉焼きより食べ応えがありとても美味しかったです。
自宅でプロにやってもらう
思い切って週に数回、家政婦に来てもらうという方法もあります。
現在安定した収入があり、けれど日々の仕事や生活が忙しいという方向けのやり方で、週に1~2でも自宅に家政婦を派遣し、料理を代行してもらうだけでも炊事の削減で肉体的にも精神的にも余裕が出来ます。
お手伝いさんに料理代行してもらっている時間は家族とのふれあいの時間に使えたり、自宅で個人的にやりたかった事などにも時間を回せたり…とメリットも多いです。
1ヶ月に月の収入の数%の消費で日々の炊事から大幅に解放され、これだけの時間と体力と心の余裕が出来る。
さらに栄養バランスの取れた美味しい料理を食べられるというのはなかなか賢いテクニックかもしれません。
このブログの最後に”ライフサービス”という家事、料理業者を紹介していますので、ご興味ある方はサイトからページを覗いてみるのも良いかもしれませんね。