今回は、自宅のガスコンロに”魚焼き用グリル”が付いている方向けのお話です。
このグリルって、焼き魚を焼くという用途は一般的かと思われますが、それ以外の利用法と言われてもいまいちピンと来ない方が多いのではないかと思われます。
しかし、使い方によっては鍋やフライパン、オーブンで何かしらの調理をするよりもちょっとだけ楽な使用法もあったりするそうです。
という訳で、今回は“コンロのグリルを使った簡単レシピ”等をいくつかご紹介したいと思います!!
トースト
これは私が自宅にたまたまトースターが無いときに試してみたのですが、食パンもこんがりと美味しく焼けます
食パンの厚さや、メーカー毎のコンロ火力などで焼き時間等も変わりますので、試しに1枚、弱火~中火くらいで焼いてみて今後は焼き時間も調整して行くと良いかもしれません。
簡単ローストチキン
ガスコンロのグリルで簡単にローストチキンを作る方法をご紹介します…♪
- 鳥のもも肉、または胸肉などのブロックを、4等分から6等分ぐらいに切ります、ブロックのままだと外は黒こげ、中は生焼け…という具合に焼き加減が難しくなりますのでカットするのがオススメです
- 切った鳥肉をボールやお皿などに移し、塩、コショウ、にんにく(チューブかガーリックパウダーかはお好みで)で味付けをします
- ここまで味付けが終わったら”食用油”を肉にまんべんなくまぶします。
※焼く前にオイルで表面をコーティングする事で、肉がパサパサにならずジューシーでカリッと美味しく焼くことが出来るという寸法です - よくオイルをなじませたら、加熱しておいたコンロのグリルで、中までしっかり火が通るように焼きましょう。
ちなみに食べる前に軽くレモンを絞って食べるとさっぱりして美味しくなり、これで簡単にローストチキンを作る事が出来ます♪
ちなみに上では”塩コショウガーリック”味のローストチキンをご紹介しましたがここの”2″の工程で”醤油、みりん、オイスターソース”を混ぜると“焼き鳥風味”のローストチキンになり、これもまたご飯のおかずやお酒のつまみににぴったりです!!
ホイル焼き
野菜、肉などを下味を付けてホイルに包んでグリルで焼くと簡単にホイル焼きが出来ます。
焼くときに中の汁や油が漏れないように、アルミホイルはしっかりと包むのがポイントです♪
汚れたグリルはどう掃除する…?
ところで”グリルの掃除”ってどの様に行っていますか?
場所もせまい、脂っこいといったグリルの便利な掃除方法をまずはいくつかご紹介します。
一つは、普段から細かく手入れをしておく、という方法です。
普段の手入れだけでも後々汚れていく比率は下がってきます、例えば料理で使用したグリルを、冷ましてからキッチンペーパーや布などで水に湿らせたもので拭き取る。
これだけでも後々汚れがこびりついてゆく頻度を遅らせます。
ちなみに火傷の危険性があるので、庫内が冷めてから行うようにしましょう。
焼き魚を焼いた後などのしつこい油汚れには“歯ブラシ”を使うという方法もあります。
先に中性洗剤などでスポンジで軽く洗い、少しの間つけ置きしておきます。
そして5分ほど経ったら歯ブラシなどを使い、こびりついた汚れをこそぎ落とします。
最後にお湯などでさっと洗い流すと綺麗になります。
手の届きにくいグリルの奥の方は“松居棒”で掃除しましょう。
ちなみに「松居棒って何…?」という方は、ズバリこの”松居棒”をコピーペーストして Google 検索してみて下さい。YouTubeにも作り方の動画などが沢山紹介されている、便利な掃除道具です♪
臭い取りには“コーヒーの出がらし”がオススメです。
ご自宅でインスタントではないフィルターでドリップして飲むタイプのコーヒーを飲まれているご家庭は、その出がらしをグリルで乾燥するくらいまで加熱します、そうするとコーヒーの臭いを消す成分がグリル内の臭いを抑えてくれます。
この様に便利な調理法が多々あるガスコンロのグリルですが、唯一の欠点は”掃除が面倒”という点ではないかと思います。
「何度か調理で使って汚れたグリルを、後で掃除するのは面倒くさい」という話は私もよく伺います。
そのための解決法なのですが、思い切って”家政婦を雇ってみる”というちょっと強引なやり方もあります。
最近は”家事代行サービス”と言って、自宅に家政婦を派遣し、家の掃除、料理といったものを代わりにやって貰うというサービスがありますので、そろそろコンロ周りが汚れてきたかな…?という機会に家政婦に来てもらうと楽です。
ついでに台所周りの掃除あとお願いして、溜まっていた家事などを便乗してやってもらうと言ったテクニックもありますので、グリルで楽々料理をし、家政婦で楽々お掃除…というやり方をご家庭でも如何でしょうか…?