牡蠣、おいしいですよね。
古くは”弥生時代”から日本の食文化で貝類を食べるという風習があり、昔の遺跡から”貝塚”と言って食べ終わった貝の殻が捨ててある物を小学生時代に社会科見学で見た記憶があります。
この様に”貝”を食べるというのは海に囲まれた日本の国らしい古くからの食文化だったようです。
そんな美味しい貝料理の中でひときわ存在を放つ牡蠣、今回はそういった“牡蠣料理の美味しい食べ方、調理法”をご紹介したいと思います。
牡蠣を美味しく調理するための”下ごしらえ”の方法
牡蠣を調理する時に生のままフライパンで炒めたり料理するとなんだか水っぽくなったり中から汁気が飛び出して油が大きく跳ねて火傷しそうになった…という方も居るかもしれません。
そういう時のおすすめの下ごしらえの方法で、”1度牡蠣に熱湯をかける”という方法があります。
こうする事で身が軽く引き締まり、その後の調理が楽になるという寸法です。
熱湯をかける以外にも、30秒ほど”沸騰したお湯にさっと入れる”という方法でもOKですが、あまり長時間入れると固くなってしまうので、30秒程度で取り出すのがポイントです。
ヘルシーだけどスタミナたっぷり”牡蠣のバター焼き”の作り方
牡蠣には“タウリン”が多く含まれているため
“疲れを取る”
“酒を飲むときにも肝臓を守り翌日酒を残さない”
と言った、スタミナ料理としてもとても良いお仕事をしてくれます。
そこで作るのも簡単な“牡蠣のバター焼き”のレシピを1点ご紹介します♪
用意するものは
牡蠣
バター
にんにく
塩
コショウ
日本酒
です。
- まず上で紹介したように牡蠣を30秒下茹でします。
熱湯をかけてもOKです。 - フライパンを温め、”にんにくのみじん切りとバター”を入れたらよくお湯を切った牡蠣を入れて炒めます。
- 次に日本酒を入れて軽くフランベします。
- 最後に塩やコショウ、酒で味を整えれば完成です。
ちなみに”IHコンロ”の場合はフランベが難しいので、香り付け程度に小さじ1杯ほど加えて下さい。
お好みで最後にネギをトッピングしても美味しく食べられます。
【番外編】牡蠣に食感がそっくり”舞茸のフライ”
ここまで記事を読んで「明日は牡蠣を食べたいな」という方もいるかもしれませんが、もしこのブログをお読みの時に”牡蠣の旬”ではない場合はスーパーでもあまり見かけませんのでごめんなさい。
で、そういう時のために牡蠣そっくりな食感を楽しめるもう1品の食材がありまして、それがなんと”舞茸”です。
舞茸をフライにして食べると、よほど普段から牡蠣か舞茸を食べ慣れている人以外なら、「これカキフライだよ」と言って食べさせると完全に騙されて「この牡蠣美味しいね♪」と言って食べる場合があるぐらいで、どちらも調理後は食感がそっくりなのだそうです。
更に舞茸の方が下記に比べでコストパフォーマンスも良い、食中毒のリスクも無いとメリットも多いので、牡蠣フライを食べたいけれど売っていない…という場合は舞茸のフライを作って食べるのもいいかもしれません。
おすすめの付け合わせのソースは”レモン汁ととんかつソース”です。
この2品をかけておけばもうますます舞茸なのに牡蠣のような食感が増し、よりリアルな”なんちゃってカキフライ”を味わうことができます。
ちなみに上記で紹介した”牡蠣のバター焼き”も、牡蠣の部分を舞茸に入れ替えて調理をしても美味しい炒め物が出来上がります。
あとがたり
実はスタミナ食でもある牡蠣、炭火で焼いて食べたりフライだったり、新鮮なものでは”生牡蠣”で食べることもできますが、牡蠣には”タウリン”が大量に含まれているため、たくさん食べると疲れが取れます。
但し、安いカキフライ弁当やカキフライ定食で2~3個食べるだけではあまり効果は感じませんが、15個ぐらい一気に食べると肝臓がとても活発になり、次の日疲れが一気に取れます。
日本でのスタミナ食といえばうなぎや焼肉が有名ですが実はあまり信憑性はないとも言われ、むしろ牡蠣などの”タウリン”が多く入った食材を多めに食べる方が良いのかもしれませんね♪