できれば季節の節目ごとにやりたい大掃除。しかし、日々のお掃除や家事だけで手一杯という方も多いのではないでしょうか。計画を立てぬまま大掃除を始め、中途半端なところで大掃除が終わってしまっては大変です。
今回は計画的に進めるために、大掃除の効率的な手順とコツをご紹介します。
「がんばりすぎない計画」を立てましょう
大掃除!と意気込んでみるものの、どこから手をつけて良いのか分からず途方に暮れてしまった経験はありませんか?
また、「今日はこの部屋全てをピカピカに!」と思っても、結局その日中に終わらなかったり、食事の準備が出来なくなったりと、他の家事に影響してしまうこともあるでしょう。こうならないために、まずは「がんばりすぎない計画」を立てることが重要です。
ステップ1:不要なものはあらかじめ処分
大掃除をしている最中に、ここも、そこも、と目についた場所を次から次へと片付け始めてしまうと、余計な時間を奪われてしまいます。お掃除と片付けを一緒にしたい気持ちは分かりますが、ここはあえて、先に片付けをして不要品を処分しましょう。この段階では細かく断捨離をするのではなく、現段階で思い浮かぶ大きな不要品のみ処分をすることをおすすめします。早めにまとめて自治体の粗大ゴミへ出しておくと、大掃除を始めやすい環境を作ることができます。
ステップ2:お掃除をする場所・日時を決める
次に、大掃除できれいにしたいという場所を紙に書き出してみましょう。この時に意識したいことが、できるだけ具体的に書くということです。
例えば、「キッチン:レンジフード→冷蔵庫の中→シンク備え付けの収納」「リビング:AVボードの棚の中→ブラインド→窓の溝」「玄関:シューズクローゼットの中→天井→照明」など、普段のお掃除ではなかなか手がまわらないけれど、気になっている箇所をエリアごとに書き出します。そして、作業する日付を割り振っていきましょう。それぞれの場所の大掃除が終わったら、項目自体は消さずに上から線を引いていき、残しておくことをおすすめします。そうすることでどこまでお掃除が終わったかを簡単に把握することができ、達成感も生まれます。
また、同じエリアでの作業は、3~4箇所までと決めておけば、うっかり長時間作業をしてしまうこともなくなり、その日の家事に影響してしまうことも少なくなるでしょう。
手順を意識して、丁寧な作業を
大掃除の作業中に気をつけたいポイントがあります。それは、お掃除の手順を意識することです。ただやみくもに汚れを取ろうとすることは効率的ではありません。
ほこりを意識して、上から下へ範囲を移す
ほこりは上から下へと落ちていきます。そのことを意識して、上から下へお掃除の箇所を移すことが効率的です。例えば、天井→照明→床の順です。
汚れが目立つ外から、普段のお掃除で手が届く中へ
大掃除では、普段なかなか手が出ない場所、すなわち外に面した場所から行うことも大切です。リビングで例えるなら、網戸→サッシ→外の窓枠→窓ガラスのような順番です。
忙しい場合は、プロにアウトソーシング
大掃除はしっかりしたいけどなかなか時間が取れないという方には、家事代行などのプロにアウトソーシングすることもおすすめです。普段自分でお掃除をすることに慣れていない電化製品や空調、水回りもきれいにしてもらうこともできます。
おわりに
大掃除の効率的な手順とコツをご紹介しました。いかがでしたか?
大掃除は大変ですが、季節の節目ごとに行うと、一年中家の中をきれいに保つことができるでしょう。集中して大掃除をすることが難しい方は、上手に家事代行のアウトソーシングなどを利用することをおすすめします。