大切な我が子のために、育児には最大限の時間をかけたい。でも、家族みんなのために家事も完璧にこなしたい。そんな頑張る主婦(夫)の皆さんは努力を惜しまない反面、知らず知らずに疲れが溜まってしまうことが多いのではないでしょうか。
疲れを溜めたままにしてしまうと、体の不調はもちろん、心の健康維持も難しくなってしまいます。ママやパパの元気が無くなって一番困るのは、小さな子供達です。
今回は、家族みんなの幸せを手に入れるために、育児と家事の両立のコツをご紹介します。
まずは、完璧を求めすぎないことが大切
育児と家事に追われ疲れ果ててしまうママ・パパの傾向としては、何事も完璧に行うべきという信念を持った方が多いようです。想定外のことが起こる育児にその考えを当てはめてしまうと、思い通りに時間が使えず、家事やその他のことに手が回らない場面が増え、膨大なストレスを抱えることに。
まずはこの完璧を求めてしまう考え方自体を少しずつ緩和し、心を楽にすることから始めましょう。
パートナーの休日に、自分だけのお茶の時間を
完璧にこなしたい人ほど、一日中「次は○○をしよう」「これが終わったら、××もこなしてしまおう」と、頭の中が育児と家事のスケジュールでいっぱいになりがちです。
パートナーが休日となる週末などには、あらかじめ子供たちを預けて自分だけの時間をもらいましょう。自宅に居ると何かと気になってしまうため、外出してカフェやレストランで寛ぐことをおすすめします。車でおひとりさまドライブに出かけるのも良いでしょう。
子育て中は、計画の60%ができたらOK
無意識に育児と家事のスケジューリングをしてしまうクセはなかなか治りません。そこで、「今日はこの中の60%をこなせればOK、残りは明日やろう!」という目標を立てることをおすすめします。
また、実行前にはあらかじめパートナーにこの60%計画を話しておくのも大切です。「以前より完璧にできていないことを良く思ってないのでは…」と負の思いを巡らすことを防ぐためです。夫婦で協力して、無理のないように育児と家事の両立を進める雰囲気を作りましょう。
ネットスーパーや宅配を上手に取り入れる
外出をともなう家事である食材や日用品の買い出しは、育児中はなかなかハードルが高いもの。今はネットスーパーが充実していて、店頭と同じ価格で購入できたり、当日に配達してくれたりと大変便利です。ぜひ活用してみましょう。
また、育児で体が疲れて食事の準備が難しいときには、無理して調理をするとストレスのもとです。デリバリーのサービスをうまく利用して体を休めつつ、まずは食事を楽しむことから始めましょう。授乳中などで、添加物や香辛料をなるべく摂りたくない場合は、オーガニック食材を使用したお弁当や総菜の宅配を選ぶと良いでしょう。毎日行わなければならない料理だからこそ、ゆったりかまえて捉えてみてください。
育児や家事をプロにアウトソーシングする
核家族が多数となった今の日本。育児中に自分やパートナーの両親に頼れない場合も珍しくありません。しかし、毎日の育児を自分達だけでこなすには肉体的にも精神的にも限界があります。疲れた時には、家事代行サービスやベビーシッターなど、育児と家事のプロの手を借りることもおすすめです。家事代行のメリットは、お願いしている間は思う存分子供に向き合う時間を作れることです。ベビーシッターに子供を預ければ、夫婦水入らずのリラックスタイムを持つこともできます。ママとパパが元気になれば、自ずと子供達にも笑顔が増えることでしょう。
おわりに
育児と家事の両立のコツをご紹介しました。いかがでしたか?
育児と家事は、ほんの少し肩の力を抜き、1つ1つの作業の見方を変えるだけで、随分と楽になるものです。独りで抱え込まず、さまざまなサービスを使って家族みんなが元気で快適に過ごせる日々を手に入れましょう。