家事は毎日のことであるため、無駄をなくして効率良く行いたいですよね。家事の時間を短縮することができれば、浮いた分を自分の時間にあてることができます。しかし、家事の時短を実現するためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
そこで今回は、効率の良い家事の方法についてご紹介します。
効率良く料理を行うポイント
料理の効率を上げるためには、下準備をまとめて行うことが大切です。
例えば、料理をするたびに買い物に行ってはいては、無駄に時間と手間が掛かります。時間を短縮するためにも、買い物はまとめて行くようにしましょう。
しかし、食材を買い過ぎて腐らせてしまっては意味がありません。食材が傷まない範囲でまとめ買いすることがポイントです。1回の買い物で1週間分を目安に購入してください。
また、休日に食材の下ごしらえをまとめて行っておけば、平日の料理が楽になるためおすすめです。
野菜や果物など、調理を行う前に洗う必要がある食材は、一度に洗って保管しておきましょう。あらかじめ洗っておくことによって、すぐに調理を行える状況を作ることができます。
さらに、じゃがいもや大根など、加熱に時間が掛かる食材は圧力鍋などを使用して蒸しておくと良いでしょう。前もって熱を通しておけば、その後の手間を省くことが可能です。
ねぎやキャベツなどもまとめて切って保存しておけば時短になります。包丁やまな板をその都度出さなくて済むため、洗い物の時間も節約することができるでしょう。
洗濯の時短方法
家事の中でも特に時間が掛かる洗濯も、無駄をなくして効率良く行いたいですよね。
洗濯に掛かる時間を短縮するために、まずは洗濯物の仕分けを行いましょう。
洗濯物の種類によって洗い方はそれぞれ異なります。そのため、洗濯物を洗濯機に入れる前に仕分けておくことが大切です。
脱衣する際に洗濯物の仕分けを意識することによって、洗濯に掛かる時間を短縮することができます。
例えば、普通に洗濯機に入れて洗えるものは脱衣の時点で洗濯機に入れましょう。色移りの恐れがあるものや、オシャレ着などは別のかごに入れておきます。家族全員にこのルールを守ってもらうことによって、洗濯に掛かる時間をぐっと短縮させることが可能です。
また、シャツの襟や袖などの汚れが落ちにくい部分は、洗濯機に入れる前に洗剤を直接つけておきましょう。事前に洗剤を揉み込んでおくことで、二度洗いの手間を省くことができます。食べ物のシミなども洗濯する前に部分洗いを行っておけば、後は洗濯機で普通に洗うだけです。
掃除は汚れる前に行うことが大切
効率の良い掃除を行うためには、汚れをためないことが大切です。小さな汚れでも、そのまま放っておくと汚れがこびりついて落としにくくなってしまいます。そのため、汚れに気付いたときにさっと掃除を行えるような環境を整えておきましょう。
こまめに掃除できるよう、手の届く範囲にハンディモップや粘着クリーナーなどの掃除グッズを置いておきましょう。ほこりなどの汚れが気になった際は、すぐに掃除するよう習慣づけてください。
また、日々の生活の中で「ついで掃除」を行うことも、掃除の時短につながります。
例えば、お風呂で体を洗うついでに壁や排水口を洗ってはいかがでしょうか。入浴後の温かい残り湯を利用すれば、きれいに汚れを落とすことが可能です。
さらに、体を拭いた後のバスタオルで浴室の壁や天井の水滴を拭けば、カビ対策にもなります。
おわりに
面倒な家事も、ちょっとした工夫をするだけで無駄なく効率的に行うことができます。忙しい毎日を送っている方や、自分の時間を今より多く確保したい方などは、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。
また、時短を実現させるためには家事代行サービスを利用することも1つの方法です。ライフスタイルに合わせて家事代行を活用すれば、より充実した毎日を送ることができるでしょう。