気付くとごちゃごちゃしがちな冷蔵庫。いつの間にか食材の賞味期限を切らしてしまった経験はありませんか?冷蔵庫がきちんと整理されていないと食材の在庫を把握することができず、同じ食材や調味料を二度買いしてしまう恐れがあります。食材を無駄にしないためにも、冷蔵庫の中は普段からきちんと整理整頓しましょう。
今回は、冷蔵庫内部のおすすめ収納術をご紹介します。
収納ケースを使用してすっきり収納
冷蔵庫内部をいつでも見やすい状態に保つためには、収納ケースの利用がおすすめです。細々として散らかりやすい食材も、収納ケースに入れて保管しておけばすっきりとして見やすくなります。
使用する収納ケースは、引き出しやすい取っ手の付いているものがおすすめです。冷蔵庫内部の奥行きをうまく活用することができるため、奥にある食材も取り出しやすく、一目で確認することが可能です。
また、収納ケースは素材や色ごとにそろえると、冷蔵庫に統一感を出すことができます。中でも、ステンレスやガラスなどの素材は見た目がすっきりするだけでなく、食材も冷えやすくなるためおすすめです。
さらに、食材を収納する場所も大切なポイントです。
よく使用する食材を入れた収納ケースは、下段や中段に入れておきましょう。目線と同じ高さに収納しておくことで食材が見やすくなり、取り出す際にも便利です。
手が届きにくい一番上の段は、賞味期限が長いものや未開封の食材などを収納すると良いでしょう。
冷凍庫を活用する
冷蔵庫の中に食材を詰め込んでしまうと見栄えが悪くなるだけでなく、冷風が循環せず電気代が無駄に掛かってしまいます。そのため、冷凍庫もうまく活用して、効率の良い収納を目指しましょう。
冷凍庫に食材を収納する場合、幅や高さをそろえて収納することが大切です。食材を小分けにしてラップやフリージングパックに入れておけばデッドスペースができにくく、無駄なく収納することができます。
冷凍して保管する食材は、立てて収納するようにしましょう。食材が見やすくなるだけでなく、使いたいときすぐに取り出せるメリットがあります。
また、ラップやフリージングパックに食材の名前を書いたラベルを貼っておけば、より使い勝手が良くなるでしょう。
野菜室の収納術
野菜は形や大きさがそれぞれ異なるため、すっきりと収納することが困難です。深さがある野菜室は、野菜同士が重なり合ってしまうため、奥のものが取り出しにくくなります。
そのような状態だと野菜の鮮度も落ちやすくなってしまうため、野菜室の深いスペースをうまく活用して収納するようにしましょう。
野菜は似たような形状のものをまとめて収納することが大切です。キャベツとレタス、ピーマンとナスなど、形や大きさごとに分けて収納ケースに入れておけば、野菜室のスペースを有効活用することができます。
また、使いかけの野菜は密閉容器などにまとめて保存しておくと良いでしょう。使い忘れを防止することができ、取り出す際にも便利です。
きゅうりやニンジンなどの縦に長い野菜は、半分にカットしたペットボトルを利用して収納する方法がおすすめです。半分にカットしたペットボトルに立てて保存しておけば、料理に使用したい際にすぐに取り出すことができます。
さらに、野菜を立てたペットボトルの間にほうれん草などの葉物野菜を挟めば、野菜を傷めずにデッドスペースを活用することができるためおすすめです。
おわりに
散らかりがちな冷蔵庫の中も、収納ケースの利用や食材を保管する場所を工夫することによって、すっきりと収納することができます。冷蔵庫の内部は、何がどの程度収納されているかを常に把握できるように整理整頓を行うことが大切です。食材を無駄にしないためにも、今回ご紹介した収納術をぜひ試してください。