ご家庭での料理で頻繁に活躍する“油とフライパン”、食材を切りフライパンを温め油をひき、サッと炒める。
その工程自体はいたってシンプルなのですが、使う具材、調理法によっては意外に奥の深い料理なんかもあったりするものです。
そこで本日は、「え…そんなのは本当に美味しいの!?」という意外なフライパンを使った驚きのレシピを数点ご紹介したいと思います♪
驚愕のレシピ”納豆炒め”
なんとスーパーで普通に売っている“納豆”を炒める料理があるのです。
納豆といえばかき混ぜてタレを混ぜて箸でかき混ぜた後、熱々ご飯にかけてかきこむ…というのは一般的ですが、ちょっと変わった食べ方で”フライパンで炒める”という方法がありますのでレシピをご紹介♪
用意するのは
納豆
ひきわり納豆
ネギ
刻んだにんにく
ごま油
鷹の爪
そしてお好みで豚のひき肉です。
なぜ普通の納豆とひきわり納豆を用意するかと言いますと…、
美味しく作るのにはこの2つを納豆を混ぜてするのがコツなのです。
- まずフライパンにごま油をひき、刻んだネギとニンニクを香りが出るまで炒めます。
- 次に納豆とひきわり納豆をひとパックずつ入れます。
- 軽く炒めたら、次に”めんつゆか納豆の中に入っているたれ” と”刻んだ鷹の爪”を入れます。
- またしばらく炒めたら、最後に”刻んだネギ”を入れます。
- どんぶりに熱々のご飯を盛り、その上に先ほど作ったものをかけたら出来上がりです。
※この時にお好みで豚のひき肉を入れてもOKです
こうすると生の時に比べて納豆の味がマイルドになり、ちょっとした大豆の炒め物を食べているような料理を味わえます。
ただし、調理中は台所に”納豆の香り”が充満しますので、苦手な方は窓を開けたり換気扇をかけておくのを忘れないようにしましょう。
余談ですが、納豆を白いパックから開けて小皿等の器に盛るときに”糸”が引きずってテーブルを汚してしまうことがありますが、あれを防ぐには、発泡スチロールの上の蓋を開け、中に敷いてある”透明なフイルム”を剥がしたら、すかさず蓋をもう一度閉めると蓋で糸を切断できるので、納豆のネバネバの糸でテーブルを汚すのを防ぐ事が出来ます、是非お試しください♪
フライパンで簡単おやつ”チーズせんべい”
ご家庭のフライパンで“おせんべいのようなおやつ”を作ることも出来ます。
用意するものは
粉チーズ
お好みで小麦粉
…以上です。
- まずフライパンを温め、ますそこに”粉チーズ”を入れて、市販のおせんべいぐらいの丸い形にします。
- しばらくすると表面が沸騰してくるような感じになりますので、フライ返し等で裏返し、もう片面も焼きます。
- これで簡単にチーズせんべいを作ることができます。
粉チーズだけだと味がくどいという方は、小麦粉と1:1で混ぜて同じようにフライパンで焼いても美味しく食べられます。
こちらの方が小麦粉でかさ増ししているのでコストパフォーマンス的にお得です。
レンコン炒め
食物繊維たっぷりレンコンの炒め物と、“レンコンの下ごしらえの方法”をご紹介します。
レンコンは和食ではポピュラーな野菜ですが、いざ料理で使うとなると「あれ?どう仕込むの…?」と、ちょっと作り方に疑問を抱く部分もあります。
人参やキャベツと違ってそんなに一人暮らしでも使う野菜では無いという理由もありますし、そこで美味しく下ごしらえする方法と合わせて“レンコン炒め”のレシピをご紹介します。
- 最初にレンコンの皮をむいて“薄く輪切り”にスライスします。
- 薄く輪切りにしたレンコンを水でさらし、何度か洗ったらその水に少しだけお酢を入れます。しばらくお酢に浸しておくことで調理後にシャキッと仕上がります。
- 酢を混ぜた冷水に30分浸しておき、水から出して水分を切っておきます。
- フライパンにごま油をひき、スライスしておいたレンコンと人参などの野菜を炒め、最後に”醤油かめんつゆ”そして”鷹の爪”などで味を整えれば完成です。
最後にお好みで”すりごま”をかけると香ばしさが増し、ご飯が進みます♪
意外な風味と組み合わせ”ツナチャーハン”
ツナ、いわゆる“シーチキン”で”焼き飯”を作ると意外と美味しいです。
用意するものは
炊いたご飯
ツナ缶
がり(お寿司で使う酢漬けにした生姜)
青じそ
です。
ではレシピですが…
- フライパンを温めツナのオイルをたっぷり入れます。
- そこにご飯を入れ、残りのツナと刻んだガリを入れて、表面がパリッとするまで炒めれば出来上がりです。
ガリとツナの意外なアクセントがクセになる、一風変わった焼き飯を楽しめます。
まとめのようなお話
今回ご紹介したような、例えばファミレスなんかに納豆炒めやツナのチャーハンなんかメニューで置いてあっても「誰が注文するんだ…?」というようなキワモノなレシピをご紹介しましたが、実際に作って食べてみると美味しいものばかりです。
これは言い換えれば“外食では絶対味わえない”、でも家庭では味わえるメニューと考えればなかなか興味深いものがあると思います。
調理法自体も決して難しい物ではありませんので、食の見聞を広げる…という言い方は少々大げさですが、「今日の晩御飯どうしよう?」などメニューに困った時等は是非作ってみては如何でしょう…?