家庭料理の有名な便利道具の一つに”鍋”があります。
大きいものから小さいもの、アルミ製からテフロン加工がされてありちょっとした炒め物も一緒にできるような便利なものまであれこれありますね。
古くは弥生時代の”土器”から、大きな器で火を通し汁物を作るという食文化はあったようで、ご家庭の料理、外食に限らず料理文化に”鍋”はなくてはならないツールですね。
そこで、本日はそういった“鍋を使って作る料理”のちょっとしたテクニック、おもしろレシピなどを数点ご紹介したいと思います!!
“パスタ”を茹でる時に”トマトジュース”を使ってみる
パスタと言えば通常は水と少量の塩で茹でますが、“トマトジュース”を使うと初めからパスタに”トマト風味”が付いた料理になります。
用意するものは
パスタ(どんな種類のものでもOK)
水
トマトジュース
チキンコンソメ
…以上です。
- まず水とトマトジュースも”1:1″の割合で鍋に入れ、チキンコンソメのような出汁を入れて、パスタを入れて後はいつものようにゆでれば出来上がりです。
- 茹でている間にパスタがトマトと出汁を吸い込むため、麺に味がつくため、最初からパスタに味がついたスパゲティを楽しむこともできるという調理法です。
- この時、お好みで”玉ねぎやベーコン”などと一緒に鍋で煮込んでおくと、肉や野菜も一緒に食べられるのでお手軽にパスタの一品料理が出来上がります。
更にお好みで仕上げに”粉チーズ”をかけても美味しいです♪
おでんの具に”春菊”
これは福岡の一部の地域で有名な食べ方のですが、おでんの具の中に“春菊”を入れるという食べ方です。
春菊をおでんの中で一緒に煮込み、お皿にのせた後”とろろ昆布”を上からかけて食べるという方法で、とろろの風味と春菊のシャキシャキ感が絶妙なアクセントになりとても美味しいおでんの具としてオススメです。
“甘口のカレー”を美味しく作るテクニック
カレーと言えば本場のインドでもしかり、”一般的には辛口”ですが、中には「私は甘口のカレーが好きだ」という方もいらっしゃると思います。
そういう方にオススメなのが“カレーに生クリームを入れてみる”という方法です。
ルー全体がまろやかになり、唐辛子独特の劇的な辛味が抑えられ、辛いものが苦手という方でも美味しく食べることができます。
またここで生クリームではなく”ココナッツミルク”を入れてみると、”タイカレー”のような風味にもなり、また牛乳を入れると小学校の頃給食に出ていた”懐かしいあのカレー”のような風味になります♪
家庭で”アヒージョ”を作る方法
“アヒージョ”と言えばオリーブオイルとニンニクで作るスペイン料理で日本でも話題になっています。
こちらをご家庭の鍋で美味しく作るレシピをご紹介します♪
用意するものは
グラタンなどを作ったりするような耐熱容器、
またはフライパンか、”テフロン加工”されている子鍋を用意します。
材料は
オリーブオイル(目安としてコップ一杯)
にんにく
有頭エビ
です。
ではレシピですが、
- 鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくをつぶして入れます。
ポイントとしては当たって来る前にニンニクを入れておくことで、油が熱くなってからニンニクを入れると焦げてしまいますのでご注意ください。 - 次に玉ねぎのみじん切りを入れ、弱火で3分熱をかけます。
この様に”アヒージョ”を美味しく作るコツは、「ニンニクと玉ねぎを焦がさないようにすること」だそうです。 - 次に”エビ”を入れますが、エビは胴体と頭を手でちぎっておきます。
- そしてあらかじめ“海老の頭と唐辛子”を先に入れて、弱火で3分火を通しておきます。
アヒージョではエビの頭は食べませんが”ダシ”が取れるので、あらかじめ入れておく事でオリーブオイルの中に旨味が流れ出ます更に唐辛子でアヒージョ特有のスパイシーな味わいを引き立てます、ちなみに唐辛子は”青唐辛子”の方がよりおすすめだそうです。 - 次に塩を小さじ1入れ、そして”エビの胴体”を殻を剥いて入れます。
もし海老の頭が邪魔で食べにくい場合は、この段階でエビの頭を取り除いておいてもOKです。 - これで専門のスペイン料理店にも負けない、美味しいアヒージョをご家庭で楽しめます♪
“大根の味噌汁”を一工夫美味しくさせるコツ
“大根の味噌汁自体”はご家庭ではよくある具ですが、一工夫で更に美味しくなる方法をご紹介します。
通常は味噌汁と具として大根を細切りまたは銀杏切り等にして一緒に煮ますが、ここでおすすめなのが大根を細切りにした後、フライパンで“ごま油”で炒めます。
具体的にレシピをご紹介しますと、
- あらかじめ味噌汁を作っておきます。
- そして大根の色が透明になるまでごま油で炒めます。
- 最後に味噌汁のお椀の中に入れて、アツアツの味噌汁を注いで食べるという方法がオススメです。
一度ごま油で炒めることで大根の旨味が増しますし、さらにお好みで“大根の葉”を千切りにしてトッピングしても美味しく食べられます。
“ラーメン”をほんの少し上品な味にする方法
味噌、とんこつ、醤油、塩と日本各地に色々な“ラーメン”がありますが、もしご家庭でインスタント等のラーメンを作る場合には”お酢”、得に“黒酢”なんかをかけてみるのがオススメです。
お酢を少量入れることで味わいがさっぱりし、特に私の個人的な好みだと”うまかっちゃん”や”ごつ盛りコク豚骨”等、いわゆる“九州のとんこつラーメン”味には”お酢”との相性もバッチリです♪