まだまだ家事代行サービスで家政婦を依頼するというのは”敷居が高い”と考えている人は多いと思います。
さらに雇った時に何をお願いしていいのか、そして料金はどうなるのだろう?どこから雇えばいいのだろう?
と、様々な疑問も初めはある方も多いようです。
そこで本日は実際の家事代行サービスの利用者の体験をベースに、より賢い家政婦の雇い方をご紹介したいと思います。
実際に利用されているかしこい方法あれこれ
実際の利用者の例として、“毎週日曜日に3時間だけ雇う”という方法もあります。
例えばその時間に掃除や洗濯などをやってもらい、週末にまた家事が溜って一人で間に合わなかった個所をピンチヒッターで家政婦にお願いする、逆に自分で出来る所は平日自分でやると言った経済的な利用法ですね。
ただし、これはどこの家事代行業者にも言える事ですが、週末はお客さんの依頼が殺到します。
なので今週末に家政婦を雇いたいな、と思う場合は早いうちに予約を取っておくことが賢明だと思います。
他に共働きのご家庭での賢い家事代行の利用方法をいくつかご紹介します。
家事代行を利用するにあたって、家政婦を家に入れるために家のカギを開けておかなければいけない、という難点があります。
これは防犯上少し不安ですよね…。
そこで、パートナーの片方が仕事が休みの日を選んで家政婦に来てもらうという方法があります。
これなら鍵を事前に開けずに来てもらえるので、1日2~3時間等の細かい時間での依頼などに適しています。
また、場合によってはパートナーのどちらかが在宅勤務で家で仕事をされる方もいらっしゃいます。
そういう場合にはより短い時間での家政婦の利用が行いやすいと思います。
続いて料理代行に関する賢い利用法です。
家で食べる食事に関しては一般的なサラリーマンは朝と夜に家で食事をすることが多いため、週末に家政婦におかずを作り置きしてもらい、平日の仕事中の昼間は外ですます、という利用方法もあるようです。
3食全てを外食や市販の弁当などで済ませるのはコストパフォーマンスも良くありませんし、カロリーコントロールも難しく肥満の原因にもなります。
家政婦に学ぶ料理のプロのテクニック
この作り置きというのは料理代行サービスを利用する際の最も定番と言えるお得なテクニックです。
そこで実際に多くのプロの家政婦が行っている作り置きや料理のテクニックをいくつかご紹介します。
野菜を下茹でする場合は、大きな鍋に水を沸かし皮を剥かずに茹でられる野菜はまとめて茹でます。
その茹でている時間を利用して他の野菜を切ったり、茹で終わった野菜の後で冷ましてから食べる大きさに切る、というやり方が一つ一つ野菜を調理するより時間も光熱費も経済的です。
ハンバーグなどの肉料理の場合は、ミンチでタネ等の具材を先に沢山作っておきます。
そして大量のタネをハンバーグ、ロールキャベツ、肉団子といったようにそれぞれに必要な大きさに分けて冷凍し調理を進めていきます。
こうすることでたった1回肉をこねて下地を作るだけで数種類の肉料理を作ることが可能になります。
この様に作り置きしたおかずは保存する際に”小分け”しておきましょう。
そうする事で一回分を簡単に取り出せますし、冷凍保存した場合、まとまった具材を一つ一つ分けて取り出すのはカチカチに凍っているためかなり困難です。
家政婦に学ぶ掃除や洗濯のプロのテクニック
掃除も毎日家の中全ての箇所をやる必要はありません。
オススメなのは、よく使う場所やすぐに汚れる場所は定期的に掃除をし、その時に”プラスもう一箇所掃除をする”というやり方です。
このプラスもう一箇所の部分は曜日によって変えましょう。
そうする事で一週間のスパンで見ると、家の中を隅々まで掃除する事ができるようになっているという寸法です。
あと洗濯ですが、日中仕事にあけくれ夜寝る前のヘトヘトな状態で…と無理するより、夜にタイマーをセットしておき朝起きる時間に洗濯が終わるように調整し、出勤前に干し終わってから仕事に出かける、というテクニックもあります。
但し、雨が降りそうな時期だけはその日の天気予報などに気をつけてください。
最後は洗い物関係の家事ですが、”付け置き洗い”など、待ち時間を利用して”他のことを行う”という方法もあります。
例えば漂白剤に食器や洗い物などを漬け込んでおき、その間の”放置時間”を利用し、違う事をしたり他の家事を行ったり…という方法です。
一見「そんなの当たり前じゃん…」と思われがちですが、この様に“何かの待ち時間”を利用して他の大事な作業を進める、というのはよくビジネス書なんかで”出来るサラリーマンのテクニック”のようなハウツー本にも紹介されているほどの内容で、社会で生きていく上に結構大事なテクニックだったりします。
何かに待たされている時間を本当に待つだけで終わるか、それとも自分のやりたい事を別に進めていくか、この小さな積み重ねが何年も続いて行く事で、人はその後の大きな結果が変わっていくのだなぁ、と思ったりもします。
まとめ
この様に家政婦を雇う事で家事を代行してもらい、更にプロのやり方を見て参考にできる、という”2つの意味で今後の家事が楽になる”というメリットがあります。
もう家政婦、つまりお手伝いさんを家に雇う、この事に抵抗を感じる時代は終わったのです。
昔の貴族が栄えていたルネッサンス時代ならまだしも、現代での家事代行は屋敷に専属の召し使いを代々雇い奉仕してもらう…なんて仰々しいイメージではありません。
なので「家政婦なんて昔の文化なのでは…?」と考えている方は、大きな誤解ですし損をしています。
むしろ現在の方がネットも普及し、手軽にリーズナブルに、好きな時間を選んで家政婦を利用しやすい時代になってきているのです。