「どのような経路で弊社のサービスを知りましたか?」
皆さんも人生で1度はこういった質問を聞かれた経験はあるのではないかと思います。
何らかの形で利用したサービス業者からアンケートとして、ハガキなりネット上の入力フォームだったり、ある時はスタッフから直接聞かれるケースもあるようです。
これは家事代行サービスも例外でなく、自社のサービスをネット、または口コミなどどんな経緯で知って貰ったのかは、会社側も今後の営業の参考になるため非常に興味を示します。
そんな訳で本日は、実際に家事代行を利用した層がどういった経緯、つまり申し込みに当たっての行動を統計別にまとめた情報を実際の公開データを元に掘り下げてお話してゆきたいと思います。
自分でネットで調べる、電話する
例えば、「家政婦雇いたいな~」と思いついたらPCやスマホで”家政婦 雇う”などのワードでネット検索する方も多いと思います。
ネットが普及している現代人の得意技ですね。
「困ったらググる」
今のご時世、これである程度の悩みやトラブルは解決してゆきます。
勿論ネット上には“嘘や変な情報”を拡散する輩も少なからず居るので検索して出てきた上方の信憑性を確認する事は大事です。
家事代行業者もよほど老舗で「うちはデジタルに頼らん!!」という社訓でやっている会社以外は、大概自社のホームページを持っています。
そしてグーグル等で上の様に検索すると自分のサイトが候補に出てくるように設定していると思いますので。
そこからお客さんは気に行った業者に問い合わせなり依頼なりとすすめていく様です。
口コミ、家族や知人からの紹介
よくグーグルマップやその店の公式サイトなど、飲食店やサービス施設がある個所に利用者から「ここのカレー屋は美味しかった、でもサービスはちょっと○○だった」…といった感じでレビューをネット上に投稿する利用客が居ます。
これは勿論家事代行サービスでも同じで、利用客から多くの声を貰い、それを今後の営業の参考にしたりします。
さらにお客さん側は、そうした過去に他の人が同じサービスを利用したい時に利用者の”口コミ”を参考に、どこの店にしようか選ぶ場合があるのです。
そしてネットが無かった古くからの方法で知人や家族など、同じサービスを利用した事がある人から紹介され「じゃあ私もそこにしよう」と利用する流れも同じく多いようです。
信頼出来る会社からの紹介
何を持って”信頼出来る定義”となるかは人それぞれだと思いますが、ある特定の業者を進めてくるのには、大人の事情がある場合もあります。
1つは、自社の子会社や親会社だったりする場合です。
当然身内なので推薦すると思います。
2つ目は、取引しあっている企業同士の場合です。
例えば掃除道具を製造、販売している企業が、家事代行の掃除などで使う備品をいつも注文してくれている企業がいたら、家政婦が自社の機材で仕事するので便乗してアピールになったりと利害関係が一致している業者を紹介するのが道理という物でしょう。
3つ目は、自分、または自社がその業者のサービスを利用した事があり、その内容が良かった場合です。
企業がよその会社のサービスを紹介する場合は、多かれ少なかれ裏で大人の事情が絡んでいる場合も多いようです。
決して悪い事では無いのですけれどね。
行政など公的機関の窓口
こちらは上に挙げた機会より少ないケースだと思います。
例えば両親のどちらかが急な入院などのトラブルで家庭の家事が困難になった場合など、そういった「家庭の事情で家政婦が必要になった時」に相談していた行政機関の職員から紹介される、などのケースはあるようです。
しかしこういうケースは少ない方が良いと思います。
私も親が急な怪我で入院をした経験がありますが、家族が怪我や病気などで急に倒れ病院に運ばれ、更には手術や入院する事になるのは本人だけでなく、家族にとっても本当に辛い事です。
こういったケースで家事代行のお世話にならざるを得ない境遇は、少しでも少なくあって欲しい…と個人的に願っています。
勤務先からの紹介
例えば職場「家政婦雇えるいいところ知らない?」といった感じで相談した場合の同僚からの紹介、といった経路が半分だと思います。
ちなみにもう半分は、上で挙げた様な会社が何らかのご縁のある家事代行業者だった場合にそこを推薦されるパターンだったりします。
まとめ
この様に利用客は様々なルートから家事代行の存在を知り、利用までに至る流れがある訳なのです。
しかし流れの最も初めの部分は各業者がネットやTVのCMといった媒体から”宣伝”として発信している所から全てが始まります。
これは家事代行サービスに限った事ではなく、どんな経営者も事業を始めるからには「弊社ではこんなサービスを…」といずれお客さんになるであろう皆さんに市場で発表しなければ何も始まらないのです。
ネットが普及した今日では自社の行っているサービスを宣伝するまでのプロセスが、昔の様にTVとラジオと広告しか無かった時代よりはるかに便利で低コストになってきているのが事業主にはありがたい事だと思います。
私もWebの仕事を生業としている身の端くれ、
インターネットを開発した人に足を向けて寝られません。