突然ですが皆さんは家事にどのくらいの時間を費やしているでしょうか?
人数や部屋の大きさなどで変わりますが、主婦で例えると平均家事時間は平日約3時間、1週間では21時間も家事に費やしているそうです。
普段はあまり気になりませんが実際に数値化してみると、勿体無い気持ちになりますね。
だからといって家事を疎かにして他のことをする訳にもいきませんよね。
そんな「時間は欲しいけど家事はやらなければいけない」という時にピッタリなサービスが「家事代行」です。
興味はあるけど頼んだことがないという方も多いのではないでしょうか?
「自宅」という安心できるテリトリーに見ず知らずの人を招く訳ですから慎重になるのも当たり前だと思います。
今回は慎重になっている方や初めての方でも分かるように「家事代行」がどの様なサービスなのか?頼んだ時に生じるメリットやデメリットなどについて説明していきたいと思います。
【家事代行ってなぁに? ~初めてでもわかる家事代行入門~ 目次】
- 家事代行サービスとは?
- 家事代行サービスと類似サービスとの違い
- 家事代行サービスはどの様な事を頼めるのか?
- 家事代行サービスの選べるプラン
- 家事代行サービスのメリット・デメリット
- 家事代行サービスの利用までの流れ
- 利用すれば良さが分かる!?家事代行サービスの満足度について
- 家事代行ってなぁに? ~初めてでもわかる家事代行入門~まとめ
家事代行サービスとは?
家事代行サービスとは、文字通り家事を代わりに行ってもらうサービスのことです。
家事代行サービスでは、私たちが普段行っているほとんどの家事を依頼することが可能で、具体的には「掃除」「洗濯」「料理」「買い物」「片づけ」「ペットのお世話」など様々な家事に対応しています。
家事代行サービスと類似サービスとの違い
「家事代行」と聞くと「家政婦」や「ハウスクリーニング」などと混同してしまいがちですが、実際には内容などに違いがあります。
結論から述べると「家事代行」と「家政婦」は雇用形態、「家事代行」と「ハウスクリーニング」はサービス内容の違いになります。
これだけでは「家事代行」との違いが分かりづらいので詳しく説明していきます。
「家事代行」と「家政婦」の違いについて
「家政婦」に依頼する場合、家政婦紹介所などを通じて紹介を受けるのが一般的で、家政婦自身と直接契約を結びます。そのため、相性が合わない場合は契約解除なども含めて家政婦の方と直接交渉する必要があり、物損などのトラブルが発生した場合にも当事者同士で解決しなければいけません。
一方「家事代行サービス」を利用する場合には、家事代行サービス会社から派遣されるスタッフは会社と雇用契約を結んでおり、家事代行サービス会社はスタッフ採用の段階で一定の基準を設けていて、守秘義務契約なども結んでいるため、信頼できますが万が一スタッフとの相性が合わない場合も、家事代行サービス会社に伝えればスタッフ交替などに対応してもらえるので、雇用上のトラブルが発生することはありません。更に家事代行サービス会社は基本的に損害賠償保険に加入しているため、家事代行作業中に物損事故などが発生しても、しっかりと補償を受けることが可能です。
「家事代行」と「ハウスクリーニング」の違いについて
「家事代行」はあくまで日常的な家事の代行なので、依頼できる範囲も掃除や洗濯、料理などの毎日行っている「家事」に限定され、家事に利用する掃除用具や洗剤なども基本的には利用者の自宅にあるものを使用するのが一般的です。
「ハウスクリーニング」は、クリーニングの専門技術を持つスタッフが、専用の機材や洗剤などを使用して、エアコンや換気扇の内部、室外機、洗濯機の内側など、普段あまり掃除しない箇所をプロの技術で徹底的に洗浄・クリーニングしてもらうサービスのことで、使用する洗剤は強力なもので一般家庭には置いていないため、スタッフが持参します。専門的で技術力が求められる作業のため、家事代行よりも費用がかかります。
家事代行サービスはどの様な事を頼めるのか?
家事代行サービスは実際にどの様なことを頼めるのか、サービス内容について詳しく説明していきます。
一般的な家事代行サービスは、「掃除」「洗濯」「料理」など「日常的な家事」の範囲内であれば依頼可能ですが、日常的な家事の範囲を超えている作業は依頼できないことがあります。
具体的には「介護や介助」「家具の組み立て」「重い家具や荷物の運搬」「ペットの散歩」「子供の面倒」などが該当します。
一方、家事代行サービス「ライフサービス」では、「掃除」「洗濯」「料理」以外にも「買い物」「ベッドメイク」「片づけ」「ペットのお世話」「ガーデニング」「シニアサポート」「ベビーシッター」「靴磨き」「留守宅管理」「その他、衣替え、クリーニングの受け渡し、ゴミの分別・ゴミ出し、電球の交換、裁縫、荷物の受け渡し」など一般的な家事代行サービスでは依頼できない作業も依頼可能です。
この様に家事代行といっても家事代行サービス会社によってできる作業が異なるので注意しましょう。
家事代行サービスの選べるプラン
家事代行サービスは一回きりの単発で依頼する「スポット」と、毎週や隔週などで定期的に依頼する「定期」の2つのパターンからサービスを選べます。
初めての方は「スポット」や「お試しプラン」で試してみましょう。
「月末に旅行に行くので家事を依頼したい」「この日に来客があるけど片付ける時間がない」などの際にも最適ですね。
「定期プラン」は、スポットに比べて時間あたりの単価は得なので、「スポット」で依頼してみて気に入ったら「定期プラン」にすると良いでしょう。
大まかなプランは「スポット」「定期」の2パターンですが、家事代行サービス会社ごとにプランも異なりますので注意しましょう。
家事代行サービス「ライフサービス」では下記のプランなどがあります。
- スポットから選べる定期3種類の「家事代行サービス」
- 短時間で要望のサービスを行うために2~3名で伺う「チーム制の家事代行サービス」
- ワンランク上の専任スタッフが行う「家事代行サービス(プレミアムプラン)」
- 一人暮らしや単身赴任中に利用しやすい「単身家事お任せプラン」
- 高齢者の身の回りのお世話や家事全般のサポートを行う「シニアサポートサービス」
家事代行サービスのメリット・デメリット
家事代行サービスを利用するメリットは、下記が挙げられます。
- 日々の生活にゆとりができる
- プライベートの充実
- 週末の有効活用
- 部屋を常に綺麗に保つことができる
- 精神的なストレスの減少
- ベッドメイクで気持ちよく眠れる
家事代行サービスを利用することで得られるメリットは、掃除や洗濯などの面倒だけど必ずやらなければいけない作業を任せることで「時間」「精神」「体力」の3つにゆとりが生まれます。この3つのゆとりこそが、家事代行サービスがもたらすメリットなのです。
家事代行サービスを利用すれば、部屋が綺麗になるだけではなく、今まで家事に費やしていた時間を有効活用して「家族との時間を増やす」「仕事に充てる」「プライベートを充実させる」など、家事よりも重要だと思うことにより多くの時間を割くことができます。
一方、家事代行サービスを利用することで考えられるデメリットは、家事に費用がかかる、他人が家に入る、家事代行会社によってサービスのバラつきがある、家事代行が便利すぎて家事をしなくなる、などが考えられます。
上記のデメリットを踏まえたとしても家事代行サービスを利用するメリットはとても魅力的だと言えます。
家事代行サービスの利用までの流れ
家事代行サービスの利用の流れは下記の様に進みます。
- 申し込み・問い合わせ
- 訪問・打ち合わせ
- 専任スタッフの人選
- 家事代行サービスの提供
- 家事代行サービス終了後
WEBサイトから電話・専用フォームでの申し込みをして、訪問・打ち合わせの日時を決めます。
決めた日時に専任のハウスコンシェルジュが自宅に伺い、サービスプラン等の説明・提案を行い、利用者のニーズやライフスタイルにあわせて、ハウスコンシェルジュが専任スタッフを人選、家事代行サービス開始日程を調整し、開始日に家事代行サービスの提供となります。また、家事代行サービス終了後、内容詳細についても報告されます。
利用すれば良さが分かる!?家事代行サービスの満足度について
家事代行サービスの満足度について説明していきます。
初めて家事代行を依頼するときはいろいろと不安になりますが、驚くことに「利用すれば良さが分かる」という文字通り、家事代行サービスの満足度はとても高いのです。
実際に、野村総合研究所が調査した報告書「女性労働力拡大を支える「家庭生活サポートサービス産業」確立に向けて」を見ると、家事代行サービスを利用したことのある95%以上がサービスに「とても満足している」「まあ満足している」と回答しており、利用経験がある人の96%が今後も利用意向があると回答しています。
家事代行サービスを利用したほとんどの人が継続的に利用しようと考えるということから見ても、家事代行サービスが「利用すれば良さが分かる」のも頷けますね。
家事代行ってなぁに? ~初めてでもわかる家事代行入門~まとめ
まず、長らくお付き合いいただきありがとうございます。
今回は、初めての方でも分かるように「家事代行」がどの様なサービスなのか説明していきました。
初めて家事代行を依頼する際は不安になることも多いと思いますが、実際に依頼してみると家事代行の良さがお分かりいただけると思います。
家事代行を利用することで、様々な面でゆとりができ、人それぞれの思い描く有意義な時間を過ごせるようになります。
家事代行サービスに興味が出たという方は、試しに一度利用してみてはいかがでしょうか?