皆さん、インスタントコーヒーは飲みますか…?
インスタントコーヒーというのは、ただお湯に溶かして飲んでホッとする、というだけではないのです。
例えば“料理の隠し味”など、そういったものに活用できる場合も多く、本日はそういった“インスタントコーヒーのお得な使い方”をご紹介したいと思います。
“バーベキュー”でお肉を焼く時に
日本人がよくやる“バーベキュー”は、味付けをしない段階で肉などを一口大に切っておき、そのまま網と炭火で焼き、火が通ってから後で”焼肉のタレ等”を小皿でつけて食べたりしますね。
一方、アメリカでバーベキューを焼く時には、事前に熟成させた牛肉のブロック等を、先にコショウ、バーベキュー用に調合したソースに漬け込んでおいてから切らずに網で焼くのだそうです。
この時に、バーベキューソースにつけたあとインスタントコーヒーを適量ふりかけてから焼くと香ばしさが増し、焼き色も良くなりお肉の味も良くなるのだそうです 。
“豚しゃぶ”を食べる時に
豚肉は、人によっては「湯通ししてもちょっと癖が強くて苦手だな…」という方がたまにいらっしゃるようです。
そういう時には例えば豚しゃぶを作る時にお“湯の中”にインスタントコーヒーを”小さじ一杯”入れて、それでしゃぶしゃぶをするとコーヒーが豚肉のクセを和らげ、食べやすくなるのだそうです。
“カレーやビーフシチュー”の隠し味に
もしご家庭で“カレーやビーフシチュー”を作り、家の冷蔵庫の隅っこに“インスタントコーヒー”がひっそり眠っている場合は、是非“スプーン一杯”入れてあげましょう。
そうすることでデミグラスソースやカレーのスパイスとうまいことマッチし、コクを出すことができます。
ちなみにカレーの場合は、コーヒーを入れるのはどちらかと言えば“辛口向きの隠し味”なので、甘口の場合だとご家庭に味覚の敏感な”お子様”がいる場合は「ちょっと苦い」という場合もありますので、カレーには辛口用…という感じで覚えておきましょう♪
“バニラアイス”のトッピングに
バニラなどのアイスクリームを食べるとき、インスタントコーヒーをひとつまみトッピングしましょう。
そうすると口の中でコーヒーとバニラが絶妙に溶け合い、”アフォガード”のようなちょっとリッチな味わいを楽しむことができます。
“ゼリーやクッキー”などのお菓子を作る時の味付けに
これはご家庭でお菓子を作る方にはとってはご存知かもしれませんが、“インスタントコーヒー”を混ぜれば作ったお菓子が簡単に“コーヒー味”になります。
ゼリーの場合は、ゼリーの素を溶かす段階でインスタントコーヒーを混ぜたります。
クッキーの場合は生地をこねる時にインスタントコーヒーを混ぜるという方法がオススメです。
それ以外にも最近のインスタントコーヒーは”スティックタイプ”のあらかじめ”砂糖やミルク”などが入っている商品もあり、こういったものは”ティラミスやプリン”を作る時に”上から振りかけてトッピングをする”という方法もあります。
また、ホットケーキに混ぜるという方法もあり、これも生地を混ぜる段階でコーヒーを少し混ぜておくことで”コーヒー風味”のちょっと贅沢なホットケーキを味わうことができます。
【番外編】寝坊の対策に
これは料理とは少し話が変わるのですが、“朝の眠気覚まし”にコーヒーを使うという方法をご紹介します。
例えば、明日どうしても早く起きて遅刻が許されない用事がある…という時等に試していただきたいのですが、
まず用意するものは
アイスコーヒー(もしくは常温)
蓋が閉められそうなタンブラー
目覚まし時計2つ
です。
- まず1つ目の目覚まし時計を起きなければいけない1時間前にセットします。
- そして2つ目の時計は本当に起きなければいけない時間にセットします。
- 続いて枕元に”蓋が閉められそうなタンブラー”にコーヒーを入れておいて寝ます。
- 翌朝、1回目のベルが鳴った時にその場でそのコーヒーを飲み干します。
そして、後は残りの1時間は寝ていて構いません。 - そうすることで次に本当に起きなければいけない時間に目覚ましが鳴った時、カフェインの効果ですっきり目を覚ますことができます。
ホットコーヒーにしておくと熱くて飲めない場合がありますので、個人的には”ぬるいコーヒーか冷たいコーヒー”おすすめです。