皆さん、毎日のお食事ってどうされていますか?
私は仕事が忙しいので外食中心だ、
実家に居るので親が作ってくれる、
私は自炊している…など、
恐らくご家庭や生活の環境により三者三葉だと思います。
しかし、出来ればオススメなのは「きちんと自宅で自炊した食事を毎日食べる事」これが健康的にも経済的にも一番良いのではないかと考えています。
そこで普段からご家庭で自炊しているけれど何だかめんどうだ、大変だ…とお悩みの方、
また、これから自炊を初めて見ようかな…?とお考えの方へ、家庭での料理のオススメの技の一つである『作り置き』。
今回は、こちらにポイントを置いてお話しして行きたいと思います。
思い切って1週間分くらい作り置きしてみる
最近の冷蔵庫は昔に比べて性能も良く、正しい調理法で作ったおかずなら”冷凍室”も併用する事で一週間は持たせる事が出来ます。
これなら冷蔵庫におかずが残っている日には、炊事の手間を省きつつご自宅で手料理が食べられるという大変効率のいいテクニックとなっています。
但し、これから初めて作り置きのおかず作りに挑戦する皆さんへ、折角作ったおかずを明日以降も安全に、美味しく食べられるように『これだけは守って欲しい調理の”基本ルール”』を数点ご紹介します…。
保存用の容器は密閉出来る清潔な物を
しばらく戸棚などに仕舞い込んであった容器の場合は、よく洗い使用する前に熱湯かアルコールで消毒するとベターです。
おかずが熱いうちに容器に入れない、冷ましてから入れる
熱々の食材を冷蔵庫に入れると庫内の温度が上がり他の食材まで悪くしてしまう恐れがあります。
さらに常温に冷めるまでに内部に水滴が発生し、そこから腐敗の原因となりますのでご注意を…。
味付けは砂糖、塩で濃い目に
これは漬物や干物などと同じ原理です。
水分を出来るだけ飛ばし、塩や砂糖で食材の周りを満たす事で日持ちがするようになります。
冷凍庫で凍らせる時には一回分に小分けを
作ったおかずを数日分まとめて1つの容器に入れて冷凍するのは止めておきましょう…。
なぜなら凍った食べ物は切ったり小分けするのが難しく、毎食ノミとハンマーを持っておかずを解凍するハメになりかねませんので1食分づつ冷凍しましょう。
プロの家政婦に依頼するというテクニックも
「自分で作り置きを作る時間さえも無い、忙しくて…」とお悩みの方には家事代行サービスに依頼し、プロのお手伝いさんに代わりに作り置きのおかずを作ってもらう…という方法もオススメです♪
但し、いくら相手がプロとは言え、
事前に伝えておいた方が良い項目がありますので
そちらを紹介しておきます。
・好き嫌いやアレルギーのある食材を伝えておく
・現在自宅の冷蔵庫に余っている食材を伝える
・食材の買い出しを依頼する場合は”ある程度”食べたいメニューを決めておく
この辺りは電話などで家政婦を依頼する場合に聞かれるケースもありますので、ざっくりとで良いので把握しておいた方がいいかもしれません。
当然ですが、事前に自宅に多くの種類の食材を確保しておけば、その分作って貰える料理の献立の幅が広がります。
あと、調味料も出来るだけ種類が多い方がメニューの幅も広がるようです。
それと、派遣されてきたお手伝いさんは調理器具も現地の自宅の物を使用する場合がほとんどですので、基本的な鍋、フライパン、包丁、まな板等は用意しておきましょう。
家政婦に来てもらったけど家には包丁も鍋も無いです…、なんてトラブルにならないようご注意下さい。
それ以外にはあって便利なものは”保存容器”です。
蓋を密閉出来る容器だけでなく、最近はジップロックの様な使い捨てのジッパータイプの物もありますので使わない時には場所も取らずに便利です。
あと時々居るお客さんなのですが、数日前から食器の洗い物を洗わず貯めこんでおいて「明日家政婦が来るしついでにやって貰えばいいか~♪」という場合があります。
勿論依頼すればやって貰えますが、その分事前に契約していた料理代行の時間が減りますので、予期せぬ追加の作業は家政婦に迷惑をかけるだけでなく、自分も望む量のおかずを作って貰えない、この家政婦さんは次の派遣先の家庭があるから延長も出来なかった…なんてケースも考えられますので、なるべく自分で出来る家事は自分でやった方がお得かもしれませんね。
そしてここまで依頼が進めば、当日に専任のスタッフが来て料理や買い出し(オプションで別料金になる業者が多いのでご注意)、料理のメニューもオーダーメイドで和風、中華、洋風と色々と作ってもらえます。
食事、炊事の事は家政婦に任せて、
平日はお仕事に没頭し、
週末家族で快適な時間を過ごす…。
そういうライフスタイルのもアリかもしれませんね。